小浜町 (長崎県)
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おばまちょう 小浜町 | |||||
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廃止日 | 2005年10月11日 | ||||
廃止理由 |
新設合併・市制施行 小浜町、国見町、瑞穂町、吾妻町、愛野町、千々石町、南串山町 → 雲仙市 | ||||
現在の自治体 | 雲仙市 | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 九州地方 | ||||
都道府県 | 長崎県 | ||||
郡 | 南高来郡 | ||||
市町村コード | 42367-0 | ||||
面積 | 50.84 km2 | ||||
総人口 |
10,640人 (2005年5月1日) | ||||
隣接自治体 | 島原市、南高来郡南串山町、北有馬町、西有家町、有家町、布津町、深江町、国見町、千々石町 | ||||
小浜町役場 | |||||
所在地 |
〒854-0592 長崎県南高来郡小浜町北本町14番地 | ||||
外部リンク | 小浜町(アーカイブ版) | ||||
座標 | 北緯32度43分48秒 東経130度12分23秒 / 北緯32.72992度 東経130.2065度座標: 北緯32度43分48秒 東経130度12分23秒 / 北緯32.72992度 東経130.2065度 | ||||
ウィキプロジェクト |
小浜町(おばまちょう)は、長崎県の島原半島にあった町で、南高来郡に属した。古くからの温泉街を擁し、観光に関する産業が盛んな町である。
2005年10月11日に周辺6町と新設合併、雲仙市として市制を施行し自治体としては消滅した。
現在の雲仙市内における小浜町の地域にあたり、旧町役場は小浜総合支所として業務が行われている。
地理
[編集]- 山:普賢岳[1]、絹笠山、妙見岳、国見岳、石割山、野岳、矢岳、高岳、仁田峠
- 河川:金浜川、古賀川、鬢串川、木指川、飛子川(境川)、浦河内川、陰平川、菜切川
- 湖沼:諏訪池、鴛鴦ノ池、白雲ノ池、広河原池、空池
歴史
[編集]- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、南高来郡のうち後の町域にあたる小浜村、北串山村がそれぞれ単独村制にて発足。
- 1924年(大正13年)4月1日 - 小浜村が町制施行。小浜町となる[2]。
- 1955年(昭和30年)2月1日 - 小浜町と北串山村が新設合併し、改めて小浜町が発足。
- 2005年(平成17年)10月11日 - 国見町、瑞穂町、吾妻町、愛野町、千々石町、南串山町と合併し市制施行。雲仙市が発足し、小浜町は自治体として消滅。
地域
[編集]地名
[編集]名を行政区域とする。大字は設置していない。旧小浜町・旧北串山村時代は名の名称を十干に置き換えて表記していたが、1955年の合併以降は十干表記を廃止して本来の名の名称を表記し、さらに末尾の「名」の文字が削除された。その際に一部の名が改称している。
()内は旧町村時代の名および十干を表す。
- 旧小浜町
- 富津(甲 / 富津名)[3]
- 北野(乙 / 北野名)
- 北本町(丙 / 北本村名)[4]
- 南本町(丁 / 南本村名)[4]
- 北木指(戊 / 下木指名)
- 南木指(己 / 上木指名)
- 雲仙(庚 / 温泉名)[5]
- マリーナ[6] - 平成初期、北本町・南本町のそれぞれ一部の海岸部埋立地造成により新設。
- 旧北串山村
- 金浜(甲 / 金浜名)
- 木場(乙 / 木場名)
- 大亀(丙 / 大亀名)[7]
- 山畑(丁 / 山畑名)
- 飛子(戊 / 飛子名)
行政
[編集]町章
[編集]教育
[編集]高等学校
[編集]中学校
[編集]- 小浜町立小浜中学校 - 県内でもトップクラスの成績を誇る吹奏楽部が有名である。
- 小浜町立雲仙中学校
- 小浜町立北串中学校
小学校
[編集]- 小浜町立小浜小学校
- 小浜町立雲仙小学校
- 小浜町立富津小学校
- 小浜町立木指小学校
- 小田山分校
- 小浜町立北串小学校
交通
[編集]鉄道
[編集]- 町内には他地域とを結ぶ鉄道路線はない(最寄り鉄道駅は島原鉄道愛野駅)。なお、1927年から1938年までは雲仙鉄道が存在し、当時の小浜町域に木津ノ浜駅・富津駅・雲仙小浜駅が設置されていたが、経営難により廃止された。
- 索道
- 雲仙ロープウェイ
道路
[編集]一般国道
[編集]有料道路
[編集]産業
[編集]- 特産品 : 湯せんぺい
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集]名所・旧跡・観光スポット
[編集]祭事・催事
[編集]- 全九州花火師競技大会:4月
出身・ゆかりのある人物
[編集]その他
[編集]脚注
[編集]- ^ 島原市にあると思われがちだが、山頂は当町に属する。
※参考:長崎県南高来郡小浜町 (42367A1968)| 歴史的行政区域データセットβ版 Geoshapeリポジトリ - ^ 長崎縣告示第百八十五號 南高来郡小浜村町制施行許可 長崎県公報 大正13年3月14日付
- ^ もとは「日比名」と称したが、江戸時代中期の延享年間に富津名に改称した。
- ^ a b もとは「本村名」であったが、1889年の小浜村発足以降に北本村名と南本村名に分割された(分割年月日不詳)。なお、本村名は江戸時代末期まで「羽毛合名」と称していた。
- ^ 北串山村との合併後、表記を温泉から雲仙に改称。いずれも「うんぜん」と読む。
- ^ 地理院地図(電子国土Web)長崎県雲仙市小浜町マリーナ 国土地理院ホームページ
- ^ 『角川日本地名大辞典 42 長崎県』のうち「大亀」の頁では、旧北串山村時代は山畑名の一部であった旨の記述があり、『長崎県南高来郡町村要覧.下編』のうち「北串山村」の頁では山畑名に統合されたとの記述があるが、いずれも当時の村内での行政上の区割りとみられる。
- ^ NHKふるさとデータブック p372
- ^ 小浜町例規集 小浜町章の制定
- ^ “オバマ来日も小浜市の歓迎熱は「すっかり冷めた」”. Jタウンネット福井県 (2014年4月24日). 2018年2月1日閲覧。
参考文献
[編集]- 角川日本地名大辞典 42 長崎県
- 長崎県南高来郡町村要覧.下編「小浜村」、「北串山村」(1893年)国立国会図書館デジタルコレクション
- NHK情報ネットワーク『NHKふるさとデータブック9 [九州 1]』日本放送協会、1992年5月1日。
- 小浜町『小浜町例規集』長崎県南高来郡小浜町。
- 小浜町『小浜町勢要覧町制施行70周年記念』長崎県南高来郡小浜町、1994年3月。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 長崎県小浜町ホームページ - ウェイバックマシン(2005年8月29日アーカイブ分)
- 雲仙合併協議会(2005/11/01アーカイブ) - 国立国会図書館Web Archiving Project