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小泉 巳之吉(こいずみ みのきち、天保4年(1833年)‐明治39年(1906年))は江戸時代末期から明治時代にかけての浮世絵版画の彫師。
松島政吉の弟子。小泉彫巳の、彫巳のと号す。歌川貞秀、落合芳幾、月岡芳年、豊原国周の錦絵を担当している。享年74。
- 歌川貞秀 「横浜ノ商館ニ払蘭西人金魚ヲ翫フ図」 大判 文久1年
- 落合芳幾 「鶴泉楼」 大判3枚続 文久3年
- 月岡芳年 「浦島太郎玉手箱」 大判3枚続 慶応1年
- 豊原国周 「写真所 佐々木源之助 三世沢村訥升」 大判 明治1年