小泉令三
表示
小泉 令三(こいずみ れいぞう、1955年[1] - )は、日本の教育学者。福岡教育大学教授[2]。教育心理学・学校心理学・生徒指導を専門としている[3]。
来歴
[編集]福井県芦原町(現・あわら市)出身[4]。福井県立藤島高等学校、大阪大学理学部化学科卒業。
大学卒業後、福井県の公立小学校・中学校で教員として勤務する[1]。その後、兵庫教育大学大学院修士課程[1]、広島大学大学院教育学研究科博士課程前期を修了し[3]、1987年から福岡教育大学で勤務する[1]。
1995年11月22日、「小・中学校での環境移行事態における児童・生徒の適応過程 -中学校入学・転校を中心として」により広島大学から博士(心理学)を取得する[5]。
著書
[編集]単著
[編集]- 『小・中学校での環境移行事態における児童・生徒の適応過程 中学校入学・転校を中心として』(風間書房、1997年11月30日発行、ISBN 4-75-991063-8)
- 『新しい出会いを活かして 転校を心理学する』(北大路書房、2002年10月発行、ISBN 4-76-282285-X)
- 『地域と手を結ぶ学校 アメリカの学校・保護者・地域社会の関係から考える』(ナカニシヤ出版、2004年4月発行、ISBN 4-88-848843-6)
- 『図説 子どものための適応援助 生徒指導・教育相談・進路指導の基礎』(北大路書房、2006年9月発行、ISBN 4-76-282530-1)
- 『よくわかる生徒指導・キャリア教育』(ミネルヴァ書房、2010年4月20日発行、ISBN 978-4-623-05615-6)
- 『社会性と情動の学習 (SEL-8S) の導入と実践』(ミネルヴァ書房、2011年9月10日発行、ISBN 978-4-62-306143-3)
共著
[編集]- 『子どもの学校適応を促進しよう 新しい校内研修のためのテキスト』(安部順子・大坪靖直・友清由希子・中島義実・森田愛子と共著、ブレーン出版、2007年11月発行、ISBN 978-4-89242-920-0)
- 『社会性と情動の学習 (SEL-8S) の進め方 小学校編』(山田洋平との共著、ミネルヴァ書房、2011年12月10日発行、ISBN 978-4-62-306144-0)
- 『社会性と情動の学習 (SEL-8S) の進め方 中学校編』(山田洋平との共著、ミネルヴァ書房、2011年12月10日発行、ISBN 978-4-62-306145-7)
翻訳
[編集]- モーリス・J・イライアス、ロジャー・P・ワイスバーグ、マーク・T・グリーンバーグ、ヨセフ・E・ジンズ、マーク・T・グリーンバーグ、カリン・フレイ、ノリス・M・ハイネス『社会性と感情の教育 教育者のためのガイドライン39』(北大路書房、1999年12月発行、ISBN 4-76-282164-0)
社会的活動
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d “第3回「犯罪からの子どもの安全」シンポジウム予稿集” (PDF). 犯罪からの子どもの安全. p. 7 (2010年3月16日). 2012年7月13日閲覧。
- ^ “ムリです、もうダメ、できません… 薄らぐ子どもの「自尊感情」 幼少期の環境、親子関係など影響 成功体験を積み上げよう”. 西日本新聞. 西日本新聞社 (2012年1月27日). 2012年7月13日閲覧。
- ^ a b “小泉令三” (PDF). 国立大学法人福岡教育大学教員総覧. 福岡教育大学. 2012年7月13日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “平成23年1月教育委員会定例会会議録” (PDF). あわら市. p. 2 (2011年1月27日). 2012年7月13日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “小・中学校での環境移行事態における児童・生徒の適応過程 -中学校入学・転校を中心として 小泉令三”. 国立国会図書館. 2012年7月20日閲覧。
- ^ “理事会および各委員会の紹介”. 日本教育心理学会. 2012年7月13日閲覧。
- ^ “福岡支部”. 学校心理士認定運営機構. 2012年7月13日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “福岡市教育委員会 計画的・組織的な学力向上の取組の推進‐実効性ある検証改善サイクルを重視した学力パワーアップ総合推進事業を通して‐”. 文部科学省. 2012年7月13日閲覧。
- ^ “計画的・組織的な学力向上の取組の推進-福岡市「学び」向上総合プログラムによる実践研究を通して-”. 文部科学省. 2012年7月13日閲覧。