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小泉一郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

小泉 一郎(こいずみ いちろう、1912年4月23日 - 1991年10月20日[1])は、日本の英文学者。

略歴

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茨城県水戸市生まれ。1937年東京帝国大学文学部英文科卒、1941年同大学院(旧制)満期修了。副手、水戸高等学校教授、茨城大学文理学部助教授、東京女子大学教授、学習院大学文学部教授を歴任。1983年定年退任、名誉教授。

1984年、勲三等瑞宝章を受章[1]

1991年10月20日、肺炎のため死去[1]

著書

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  • 『英文の読み方 現代英文についての演習』(培風館) 1960
  • 『神と人とのあいだ 近代日本文学試論』(笠間書院、笠間選書) 1975

翻訳

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  • 『皇太子の窓』(エリザベス・グレイ・ヴァイニング、文藝春秋新社) 1953/改訂新版 文藝春秋 1989、文春学藝ライブラリー(文庫) 2015
  • ブレイク』(キャスリン・レイン、研究社出版、英文学ハンドブック「作家と作品」シリーズ) 1957
  • 『生活について』(エマソン、日本教文社、エマソン選集3) 1961
  • 『たましいの記録』(エマソン、日本教文社、エマソン選集7) 1961
  • 『ハンス・プファアルの無類の冒険 / 約束ごと / メッツェンガーシュタイン』(ポオ、東京創元新社、ポオ全集1) 1963
  • 『催眠術の啓示 / ミイラとの論争 / ヴァルドマアル氏の病症の真相 / フォン・ケンペレンと彼の発見』(ポオ、東京創元新社、ポオ全集2) 1963
  • アッシャー家の崩壊 / 大渦の底へ / 黒猫』(ポオ、講談社、世界文学全集14) 1969
  • 『内なる光 信仰の遺言』(トマス・ケリー、小泉文子共訳、教文館) 1999

脚注

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  1. ^ a b c 『現代物故者事典1991~1993』(日外アソシエーツ、1994年)p.235

参考

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  • 『神と人とのあいだ』著者紹介
  • 朝日新聞訃報