小森香折
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小森 香折(こもり かおり、1958年 - )は日本の小説家、翻訳家。別名・橋本香折。
人物・来歴
[編集]東京都生まれ。青山学院大学文学部卒業。学習院大学大学院文学研究科独文学専攻博士後期課程満期退学。 ドイツ語の絵本の翻訳を行うほか、自らいくつもの児童小説を書いている。
『ぼくにぴったりの仕事』で、第12回《小さな童話》大賞大賞を受賞。 ファンタジー小説『ニコルの塔』により2002年度第5回ちゅうでん児童文学賞を受賞。この作品は2003年11月にBL出版より刊行され、2004年には第22回新美南吉児童文学賞も受賞した。
著作
[編集]- 『きょうりゅうサイダー』はしもとかおり さく, 伊藤英一 え. 学習研究社, 1997.7
- 『そばにいてあげる』橋本香折 著. 原生林, 1997.7
- 『水の扉』橋本香折 作, 橋本淳子絵.ひくまの出版, 1998.6
- 『ブラック・ウィングス、集合せよ』橋本香折 作, あべ弘士絵. 解放出版社, 1999.4
- 『お月さまのたまご』こもりかおり 作, 広瀬弦 絵. 学習研究社, 2000.11
- 『五月の力』橋本香折 作, 長新太絵. BL出版, 2000.6
- 『声が聞こえたで始まる七つのミステリー』アリス館, 2002.4
- 『ニコルの塔』こみねゆら絵. BL出版, 2003.11
- 『おそなえはチョコレート』広瀬弦 絵. BL出版, 2003.9
- 『きみの家にも牛がいる』中川洋典 絵. 解放出版社, 2005.10
- 『さくら、ひかる。』BL出版, 2006.3
- 『うしろの正面』岩崎書店, 2006.9
- 『十三月城へ エゼル記』エクリ, 2008.8
- 『おひさまのワイン』小林ゆき子絵. 学習研究社, 2009.1
- 『パラレルワールド』森友典子 絵. 文研出版, 2009.7
- 『かえだま』[あさがく創作児童文学シリーズ 朝日学生新聞社, 2012.11
- 『いつか蝶になる日まで』偕成社, 2012.5
- 『レナとつる薔薇の館』こよ 絵. ポプラ社, 2013.3
- 歴史探偵アン&リックシリーズ 染谷みのる 絵. 偕成社
- 里見家の宝をさがせ! 2014.11
- 壇ノ浦に消えた剣 2016.1
- 源氏、絵あわせ、貝あわせ 2017.9
- 鹿鳴館の恋文 2019.11
- 『時知らずの庭』植田真 絵. BL出版, 2017.5
- 『あやしい妖怪はかせ』西村繁男絵. アリス館, 2017.8
- 『ウパーラは眠る』三村晴子 絵. BL出版, 2018.11
- 『夢とき師ファナ 黄泉の国の腕輪』うぐいす祥子 絵. 偕成社, 2018.4
- 『稲妻で時をこえろ!』柴田純与 絵. 文研出版, 2018.8
- 『かわうそモグ』長谷川義史 絵. BL出版, 2019.5
- 『青の読み手』平澤朋子 絵. 偕成社, 2021.2
翻訳
[編集]- ユッタ・バウアー『色の女王』橋本香折 訳. 小学館, 1999.2
- ユッタ・バウアー『おこりんぼママ』(2000年 小学館)
- ネレ・モースト 作, ユッタ・ビュッカー 絵『あえるといいな』BL出版, 2001.7
- ヒルデガルト・ミュラー『リナとちいさなドラゴン』BL出版, 2002.7
- トーマス・ヴィンディング 作, ヴォルフ・エァルブルッフ 絵『ぼくはきみのミスター』BL出版, 2003.8
- 『なんでネコがいるの? 続ぼくはきみのミスター』BL出版, 2007.8
- ネレ・モースト 作, ユッタ・ビュッカー 絵『きらめく船のあるところ』BL出版, 2004.6
- ヴェラ・エッガーマン 作『イワシダラケはどこにある?』ソニー・マガジンズ, 2005.7
- エリック・バテュ 作・絵『びっくりたまご』フレーベル館, 2006.11
- フレドリック・ヴァーレ 文, ヴェレーナ・バルハウス絵『ネズミだって考える ルチルとカブスケの、うるさいおはなしと静かなおはなし』BL出版, 2009.11
- ゲオルク・ビューヒナー原作,リスベート・ツヴェルガー絵, ユルク・アマン テキスト翻案『喜劇レオンスとレーナ』BL出版, 2017.1
- ハインツ・ヤーニッシュ文,リスベート・ツヴェルガー 絵『リスベート・ツヴェルガーの聖書物語』BL出版, 2017.11
- 『ヘンゼルとグレーテル グリム童話より』吉田尚令 絵. フレーベル館, 2017.11
- リスベート・ツヴェルガー 再話と絵, ウィリアム・シェイクスピア原作『ロミオとジュリエット』BL出版, 2018.10