小柴満信
小柴 満信(こしば みつのぶ、1955年11月9日 - )は、日本の経営者。JSR株式会社代表取締役社長、代表取締役会長、名誉会長、経済同友会副代表幹事を歴任。東京都出身。
経歴
[編集]1974年(昭和49年)東京都立富士高等学校卒業[1]。1980年(昭和55年)千葉大学大学院工学研究科修士課程修了[2]。1980年(昭和55年)10月~1981年(昭和56年)6月、米国ウィスコンシン大学大学院材料科学科在籍[2]。
1981年(昭和56年)日本合成ゴム株式会社(現:JSR株式会社)入社、1990年(平成2年)、JSR Micro, Inc.出向(当時:UCB-JSR ELECTRONICS, INC.)[2]。半導体材料事業拠点設立のため米シリコンバレーに赴任[3]。モトローラ、IBM、インテル等との関係を構築[3]。2002年(平成14年)理事 電子材料事業部電子材料第一部長[2]。2003年(平成15年)理事 電子材料事業部長兼電子材料部長[2]、2004年(平成16年)取締役 電子材料事業部長[2]。2006年(平成18年) 常務取締役 電子材料事業部長[2]。2008年(平成20年)専務取締役[2]。2009年(平成21年)4月1日、代表取締役社長就任[4]。2019年(令和元年)6月18日、代表取締役会長就任[5]。2019年(令和元年)6月27日、出光興産取締役就任[6]。2020年(令和2年) 6月17日、JSR株式会社取締役会長。
2021年(令和3年)3月1日、ZホールディングスとLINE株式会社の経営統合に伴いAホールディングス株式会社社外取締役に就任した[7]。同年6月17日、JSR株式会社名誉会長[8]。2023年6月30日付で名誉会長を退任[9]。
人物
[編集]2019年(令和元年)12月4日、 国際半導体製造装置材料協会ボブ・グラハム記念SEMI セールス・アンド・マーケティング・エクセレンス賞を受賞した[10]。特定のお客のニーズにとにかく応え続けるという、「One-on-One」ビジネスなどを経営に取り入れている[11]。
委員歴
[編集]脚注
[編集]- ^ 15の春 桐山浩 2018/11/7付日本経済新聞
- ^ a b c d e f g h “小柴 満信 - CYBER INITIATIVE TOKYO”. www.global-nikkei.com. 日本経済新聞社. 2024年9月28日閲覧。
- ^ a b “日本半導体に「千載一遇のチャンス」到来、ラピダスを批判する人が知っておくべき「技術の転換点」とは? | Japan Innovation Review powered by JBpress”. Japan Innovation Review. 2024年9月28日閲覧。
- ^ 代表取締役の異動に関するお知らせ - JSR株式会社(平成21年2月2日)
- ^ 代表取締役の異動に関するお知らせ 会社名 JSR 株式会社
- ^ 社外取締役候補者の選任ならびに代表取締役および取締役、補欠社外監査役の異動内定に関するお知らせ 出光興産株式会社
- ^ Zホールディングス株式会社とLINE株式会社の経営統合に伴う戦略的持株会社の商号の変更および体制に関するお知らせ
- ^ JSR人事 (6月17日付) ゴムタイムズ2021年05月13日
- ^ “JSR、ジョンソンCEOが社長に 川橋社長、小柴名誉会長は退任へ”. 電波新聞 (株式会社電波新聞社). (2023年5月10日) 2023年8月17日閲覧。
- ^ 日刊ケミカルニュース ≫ 企業, 業界, 企業・業界 ≫ SEMI セールス・アンド・マーケティング・エクセレンス賞にJSR小柴満信会長を選出 SEMI セールス・アンド・マーケティング・エクセレンス賞にJSR小柴満信会長を選出 日刊ケミカルニュース2019年12月4日
- ^ 日経ビジネスオンラインーザアグリゲーター「『1兆円企業になるには、“新しい働き方”が必要です』小柴満信JSR社長に聞くアグリゲーターな人たち」(2014年03月20日)
- ^ 【人事】合成ゴム工業会 新会長にJSR小柴社長 ゴムタイムス2013年03月01日
- ^ 合成ゴム工業会、新会長に小柴氏(JSR社長) ゴム報知新聞NEXT-2019/02/06
- ^ 2019年度 副代表幹事・専務理事 推薦候補者の内定について 経済同友会
外部リンク
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