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小松未歩 3rd〜everywhere〜

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『小松未歩 3rd〜everywhere〜』
小松未歩スタジオ・アルバム
リリース
ジャンル J-POP
ポップ
時間
レーベル GIZA studio
プロデュース ROCKAKU
チャート最高順位
小松未歩 アルバム 年表
小松未歩 2nd〜未来〜
1998年
小松未歩 3rd〜everywhere〜
(2000年)
小松未歩 4〜A thousand feelings〜
2001年
『小松未歩 3rd〜everywhere〜』収録のシングル
  1. さよならのかけら
    リリース: 1999年3月3日
  2. 最短距離で
    リリース: 1999年5月8日
  3. 風がそよぐ場所
    リリース: 1999年6月30日
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小松未歩 3rd〜everywhere〜』(こまつみほ・サード・エブリウェア)は、日本シンガーソングライター小松未歩2000年2月16日GIZA studioから発売した3枚目のオリジナルアルバムである。

オフィシャルサイトには『miho komatsu 3rd〜everywhere〜』と表記されている[2]

制作と構成

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GIZA studio移籍後初のアルバムであり「さよならのかけら」から「風がそよぐ場所」までの3作のシングル曲などを収録した3枚目のアルバム。サブタイトルの『everywhere』は「いつも近くに感じてほしい」という気持ちからつけられた[3]

本作から2002年の『小松未歩 5 〜source〜』まではセルフカバーが収録されない。

B'zZARDのレコーディングエンジニアとして知られる野村昌之がエンジニアとして参加している。

アートワーク

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外装はスリーブケース仕様、裏ジャケットはクリアシートなど、パッケージ加工に凝っている。歌詞カードは1枚の紙に記載されており、広げると裏面がジャケット写真のミニポスターとなっている。

批評

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専門評論家によるレビュー
レビュー・スコア
出典評価
CDジャーナル否定的[4]

CDジャーナルは、「何気ない情景や感情を、繊細に表現した言葉遣いが知的だ」としながらも、「『No time to fall』はトーンの低いサウンドと確信を突く詞が胸を苦しくさせる印象的な歌だ。声の伸びがいま一歩で残念」と否定的に評価している[4]

記録

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オリコンチャート最高5位にチャートインし[1]、累計売上枚数10万枚を記録した。

収録曲

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CD
全作詞・作曲: 小松未歩
#タイトル作詞作曲・編曲編曲時間
1.最短距離で小松未歩小松未歩古井弘人
2.BEAUTIFUL LIFE小松未歩小松未歩葉山たけし
3.As小松未歩小松未歩葉山たけし
4.風がそよぐ場所小松未歩小松未歩古井弘人
5.sickness小松未歩小松未歩葉山たけし
6.No time to fall小松未歩小松未歩古井弘人
7.Holding, Holding on小松未歩小松未歩古井弘人
8.BOY FRIEND小松未歩小松未歩古井弘人
9.さよならのかけら小松未歩小松未歩古井弘人
10.夢と現実の狭間小松未歩小松未歩尾城九龍
11.雨が降る度に小松未歩小松未歩北野正人・尾城九龍
合計時間:

楽曲解説

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  1. 最短距離で
    8thシングル。シングルバージョンより落ち着いたテンポのリアレンジバージョン。
  2. BEAUTIFUL LIFE
    アルバム発売時にビデオクリップが制作されており、小松未歩の全作品で初めて、本人が歌う姿を収録した映像を使用していた(なお、シングルで初めて歌う姿を披露したのは「あなたがいるから」である)。小松の作品のジャケットなどでよく見られる、後頭部で髪をまとめた姿ではなく、髪を下ろしたショートヘアの姿で収録されている。
    新星堂の新譜情報「SOUND CUE」2000年2月号では、『「やじうまワイド」テーマソング(1/3よりオンエア)「HAPPY HOLIDEAYS」』(原文ママ)と、異なる曲名で紹介されていた。
  3. As
  4. 風がそよぐ場所
    9thシングル。
  5. sickness
  6. No time to fall
  7. Holding, Holding on
  8. BOY FRIEND
    7thシングル「さよならのかけら」のカップリング曲。シングル盤よりも若干、ヴォーカルが前面に出ている。
    もともと2ndアルバム『小松未歩 2nd〜未来〜』に収録予定であったが見送られた経緯がある。なお、小松によるセルフライナーノーツによると、本アルバムにも、直前まで入れるつもりが無かったとのこと。
  9. さよならのかけら
    7thシングル。
    セルフライナーノーツによると、シングルバージョンのミックステイク違いがあるとのこと。
  10. 夢と現実の狭間
  11. 雨が降る度に

参加ミュージシャン

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サポートミュージシャン

タイアップ

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脚注

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注釈

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  1. ^ 但し、小松の活動拠点である近畿広域圏ABCテレビではネットされていなかった。

出典

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  1. ^ a b 小松未歩3rd~everywhere~ | 小松未歩”. ORICON STYLE. 株式会社oricon ME. 2023年7月11日閲覧。
  2. ^ miho komatsu 3rd〜everywhere〜”. Miho Komatsu Official Website. 2023年7月11日閲覧。
  3. ^ artist express 小松未歩“『everywhere』は「いつも近くに感じてほしい」という気持ちからつけられたタイトルだ。「愛とか地球とか…を一言で表せる言葉を探していたら、なんとなくeverywhereは、すべてを含んでいる優しい響きだなぁと思ったので、このアルバムのサブタイトルとして入れました。」”『JUNON (2000年4月号)』、主婦と生活社
  4. ^ a b 小松未歩 / 小松未歩3rd~everywhere”. CDジャーナル. 音楽出版社. 2022年6月7日閲覧。
  5. ^ 最短距離で|小松未歩”. ORICON STYLE. 株式会社oricon ME. 2022年6月7日閲覧。
  6. ^ 風がそよぐ場所|小松未歩”. ORICON STYLE. 株式会社oricon ME. 2022年6月7日閲覧。
  7. ^ a b モンスターファーム~円盤石の秘密~”. トムス・エンタテインメント. 2023年7月11日閲覧。
  8. ^ さよならのかけら|小松未歩”. ORICON STYLE. 株式会社oricon ME. 2022年6月7日閲覧。

外部リンク

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