小島環
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小島 環 (こじま たまき) | |
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誕生 |
1985年4月25日(39歳) 愛知県名古屋市 |
職業 | 小説家 |
言語 | 日本語 |
国籍 | 日本 |
教育 | 学士(外国研究)[1] |
最終学歴 | 愛知県立大学外国語学部中国学科卒業 |
活動期間 | 2015年 - |
ジャンル | 歴史小説 |
主な受賞歴 | 小説現代長編新人賞(2014年) |
デビュー作 | 『小旋風の夢絃』 |
ウィキポータル 文学 |
小島 環(こじま たまき、1985年4月25日[2] - )は、日本の小説家。2014年、「三皇の琴 天地を鳴動さす」で第9回小説現代長編新人賞を受賞する[3]。
経歴・人物
[編集]愛知県名古屋市生まれ[4]。愛知県立大学外国語学部中国学科卒業[5]。大学在学中より小説を書き始める[6]。大学卒業後、工作機械メーカーに勤務するが、後に退職する[7]。建築デザインを学ぶ傍ら、小説執筆を本格的に始める[7]。2011年、「美しき豹と、黄河の花嫁」が第2回『このライトノベルがすごい!』大賞で2次選考を通過する[8][9]。2013年、同作が青松書院より刊行される[8]。2014年、古代中国を舞台とした小説「三皇の琴 天地を鳴動さす」で講談社が主催する第9回小説現代長編新人賞を受賞する[3]。長女をもうける[10]。2015年、同作を改題した単行本『小旋風の夢絃』で小説家デビューを果たす[10]。
幼い頃は、『100万回生きたねこ』『三びきのやぎのがらがらどん』『大どろぼうホッツェンプロッツ』や『ゲド戦記』といったファンタジーや冒険ものを読んでいた[4]。大人になってからは、湊かなえ『告白』や森博嗣『すべてがFになる』、柴田よしき『聖なる黒夜』、岸田るり子『密室の鎮魂歌』などのミステリー小説も読むようになる[4]。
作品リスト
[編集]小説
[編集]- 美しき豹と、黄河の花嫁(青松書院、2013年10月)
- 小旋風の夢絃(講談社、2015年1月)
- 文庫版(講談社文庫、2017年4月)
- 囚われの盤(講談社、2017年7月)
- 小説 春待つ僕ら(講談社文庫、2018年11月)
- 泣き娘(集英社、2020年10月)
- 星の落ちる島(二見書房、2021年9月)
- 唐国の検屍乙女(講談社タイガ、2022年4月)
- 災祥(潮文庫、2022年6月)
単行本未収録作品
[編集]- 妖の線(『小説現代』2015年4月号)
- 泣き娘(『小説すばる』2015年7月号)→『時代小説 ザ・ベスト2016』(日本文藝家協会編集、集英社文庫、2016年6月)に再録。
- 瀬尾君とクジラ(『小説現代』2016年2月号)
- ヨイコのリズム(『小説現代』2018年2月号)→『短篇ベストコレクション 現代の小説2019』(日本文藝家協会編集、徳間文庫、2019年6月)に再録。
エッセイ
[編集]- 「わたしの逃避術」エッセイ『膝をついて』(『小説すばる』2015年4月号)
- 「オンステージ」エッセイ『ハッピーエンドを願って』(『月刊ジェイ・ノベル』 7月号)
- 「嫌い嫌いも好きのうち」コラム『響かない音』(『小説現代』2017年8月号)
- エッセイ『愛の窓』(『潮』2018年9月号)
脚注
[編集]- ^ 外国語学部 - 愛知県立大学
- ^ 小旋風の夢絃 / 小島 環【著】 - 紀伊國屋書店ウェブストア
- ^ a b 小説現代長編新人賞に小島環さん - 産経ニュース
- ^ a b c 小島環『小旋風の夢絃』 | 小説現代
- ^ 第9回小説現代長編新人賞受賞作決定のお知らせ
- ^ 小旋風の夢絃/ 小島環 | 小説現代
- ^ a b 『小旋風の夢絃』(小島環)|講談社BOOK倶楽部
- ^ a b 青松書院ウェブ担当の日記 小島環さんが第9回小説現代長編新人賞を受賞
- ^ 美しき豹と、黄河の花嫁 - 青松書院
- ^ a b 新人賞作品のタイトル、子供と一緒に授かる : 本よみうり堂 : 読売新聞
外部リンク
[編集]- 小島環 (@tatatatamaki425) - X(旧Twitter)
- 小島環オフィシャルサイト