小岩徹郎
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小岩徹郎(こいわ てつろう、1979年6月26日 - )は日本の財務官僚。新潟県総務部長。
来歴
[編集]宮城県出身[1]。宮城県仙台第二高等学校から東京大学文科一類へ入学[2]。東京大学法学部卒業。2002年 財務省入省(大臣官房文書課)[3]。2005年 コロンビア大学へ留学。少子化と中国こそ、「水平(国際的)」及び「垂直(長期的)」な観点で重要であると考え、国際関係論を志望する[4]。2009年 厚生労働省年金局年金課長補佐。年金制度の立案に携わる[3]。2012年7月 大臣官房付兼内閣官房総理大臣官邸事務所(秘書専門官)。財務省から出向する総理大臣秘書官の下で財政・金融、教育、厚生労働、農業、建設、運輸、復興、行政改革などの経済・社会政策全般を担う。子育てや行政改革が話題にあがった際には内閣官房・厚生労働省とともに資料を作成し、予算委員会で総理大臣の後ろにいる秘書官に届けたりした[5]。その後は主計局総務課長補佐(歳入・国債係主査)、主計局総務課長補佐、主計局主計官補佐(厚生労働第三係主査)などを歴任。2019年7月9日 主計局主計官補佐(厚生労働総括、第一係主査)兼主計局社会保障企画室長[6]。2020年7月11日 新潟県知事政策局長。2022年4月1日 新潟県総務部長[7]。
略歴
[編集]- 2002年4月:財務省入省(大臣官房文書課)[3]。
- 2004年:広島国税局調査査察部。
- 2005年:留学(コロンビア大学)。
- 2007年7月:主税局調査課長補佐(内国調査) 兼 主税局調査課企画係長[8]。
- 2009年7月:厚生労働省年金局年金課長補佐。
- 2011年7月:大臣官房信用機構課長補佐(総括) 兼 大臣官房政策金融課長補佐[9]。
- 2012年7月:大臣官房付 兼 内閣官房総理大臣官邸事務所(秘書専門官)。
- 2014年7月:主計局総務課長補佐(歳入・国債係主査)。
- 2015年7月:主計局総務課長補佐。
- 2016年6月:主計局主計官補佐(厚生労働第三係主査)。
- 2018年7月:主計局主計官補佐(文部科学第一、二係主査) 兼 主計局司計課予算執行調査官。
- 2019年7月9日:主計局主計官補佐(厚生労働総括、第一係主査) 兼 主計局社会保障企画室長[6]。
- 2020年7月11日:新潟県知事政策局長。
- 2022年4月1日:新潟県総務部長[7]。
脚注
[編集]- ^ 新潟県知事政策局長に財務省出身の小岩氏 にいがた経済新聞 2020-6-30 政治・行政
- ^ 1998年度東大入試 前期合格者出身高校別全氏名(Archived 2001年3月6日, at the Wayback Machine.)
- ^ a b c 小岩徹郎. “職員からのメッセージ [霞が関・永田町編 小岩 徹郎]”. 財務省. 採用情報-平成22年度版 I種. 財務省. 2013年10月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月閲覧。
- ^ 小岩徹郎. “職員からのメッセージ [係長・留学 小岩 徹郎]”. 財務省. 採用情報-平成18年度版 I種. 財務省. 2011年3月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年4月閲覧。
- ^ 財務省職員からのメッセージ(2) 財務省(PDF)
- ^ a b 『職員録 令和元年版 上巻』国立印刷局、2019年12月発行、368頁
- ^ a b 人事 日本経済新聞 2022年3月8日
- ^ 『職員録 2009年版 上巻』国立印刷局、2008年11月発行、351頁
- ^ 『職員録 2012年版 上巻』国立印刷局、2011年12月発行、355頁