小山美砂
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こやま みさ 小山 美砂 | |
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生誕 |
1994年 大阪府大阪市 |
国籍 | 日本 |
職業 | ジャーナリスト、新聞記者 |
受賞 | 第66回JCJ賞 |
小山 美砂(こやま みさ、1994年 - )は、日本のジャーナリスト、新聞記者。元毎日新聞社記者。
来歴・人物
[編集]大阪府大阪市出身[1]。2017年毎日新聞社に入社した[2]。本人の希望により広島支局に配属され勤務し、広島原爆投下による被爆者などの取材活動をした[2]。2019年秋に広島支局で原爆報道キャップになり「区域外の被爆者を訪ねて 『黒い雨』の原告は訴える」と題する記事を連載し、被曝した当事者とその支援者計約100人に取材し、その証言を伝え、被爆者を援護する上での課題を明らかにしようとした[1][2][3]。この問題について2022年7月に集英社新書の1冊として『「黒い雨」訴訟』を刊行し[2]、2023年9月に第66回JCJ賞を受賞し、「日本の被爆者運動全体の歴史を含む(中略)「黒い雨をめぐる被爆者運動の俯瞰図」をまとめ上げた初めてのドキュメント」と評された[4]。大阪社会部勤務を経て、2022年12月末に毎日新聞社を退社。2023年1月からフリーランスとして広島を拠点に取材活動を続けている[2][5]。
趣味は焚き火、料理、酒[5]。
受賞歴
[編集]著書
[編集]- 『「黒い雨」訴訟』(2022年、集英社新書)
【共著】
- 『私たちは黙らない!』(2023年、日本機関紙出版センター)
出演・講演
[編集]- 出演
- 特集『広島の「黒い雨」被爆者はなぜ戦後置き去りにされたのか』(2022年8月19日)
- 特集「上告断念の政治決断から2年。今なお続く黒い雨訴訟の今とこれから」(2023年8月2日)
- Youtube番組 デモクラシータイムス
- 「【高瀬毅のずばり!真相】『黒い雨』を追って~置き去りにされた被爆者たち~」(2023年8月6日)
- 講演
- 日本パグウォッシュ会議・総会記念シンポジウム(2021年11月)
- 科研費基礎研究会「広島・長崎原爆による黒い雨・米核実験による放射性降下物の歴史的検証」・講演会とシンポジウム(2022年12月)
- 日本平和学会 部会「核のフォールアウトと日米関係」(2023年6月)
脚注
[編集]- ^ a b "小山美砂" プレジデントオンライン。2023年9月14日閲覧。
- ^ a b c d e "小山美砂" 集英社オンライン。2023年9月14日閲覧。
- ^ 太田昌克 "「あぶり出された荒涼たる被爆者援護行政」 小山美砂『「黒い雨」訴訟』を 太田昌克さんが読む。" 集英社オンライン(2022年8月15日)。2023年9月14日閲覧。
- ^ a b guskonbudori (2023年9月6日). “【66回 JCJ賞決まる】JCJ大賞 鈴木エイト『自民党の統一教会汚染 追跡3000日』、 JCJ賞5点 9月23日(土)午後1時から東京・全水道会館で贈賞式”. 日本ジャーナリスト会議(JCJ). 2023年9月12日閲覧。
- ^ a b “プロフィールとこれまでのお仕事(2023年8月8日更新)|小山美砂”. note(ノート) (2023年2月15日). 2023年9月12日閲覧。
- ^ “記者たち~多数になびく社会のなかで~”. MBS. 2024年3月19日閲覧。
外部リンク
[編集]- 小山美砂 (@s_mallmount) - X(旧Twitter)