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小堀研一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

小堀 研一(こぼり けんいち、1951年[1] - )は、日本の電子工学者情報工学者大阪工業大学名誉教授。工学博士(大阪府立大学)。CG-ATRS協会元運営委員。情報処理学会グラフィクスとCAD研究運営委員会元委員。日本設計工学会出版部会元編集委員。芸術科学会第20回NICOGRAPH論文コンテスト実行委員[2]

専門は、コンピュータグラフィックス(CG)・バーチャルリアリティ(VR)・画像処理CAD/CAMシステム。

経歴

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大阪府立大学(現:大阪公立大学大学院工学研究科にて工学博士(大阪府立大学)[3]。1975年シャープコンピュータシステム研究所で三次元CAD/CAMの研究開発に従事。1991年大阪工業大学工学部電子工学科(現在の電子情報システム工学科)助教授として着任。1995年同学科教授。1996年情報科学部情報処理学科教授。2002年同学部情報メディア学科教授を経て、2011年情報科学部長および情報科学研究科長。2018年同大学副学長[4]。2021年同大学名誉教授。

大阪工業大学工学部・情報科学部にて30年の長きに渡り教鞭を執り、特に1996年新設された情報科学部の教育プログラム「SE能力開発のためのスパイラル型情報教育」の推進に貢献した[5]

主な所属学会は、情報処理学会画像電子学会映像情報メディア学会 、日本設計工学会ヒューマンインタフェース学会電子情報通信学会など。主な受賞は、日本設計工学会論文賞、第20回NICOGRAPH論文コンテスト2004最優秀論文賞など。

主な著書

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  • 演習で学ぶコンピュータグラフィックス基礎(共立出版2011、学術書)
  • コンピュータグラフィックス概論(共著、共立出版2003、学術書)
  • 徹底攻略CG検定3級(共立出版2001、学術書)
  • 映像情報メディアハンドブック(共著、オーム社2000、学術書)
  • CAD・CGステップアップ用語集 : ビジュアル解説(共著、工業調査会1997、学術書)

主な研究

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指導する大阪工業大学情報メディア学科生が、CG-ARTS検定の1つ「CGエンジニア検定ベーシック」(2014年度前期)において、受験者の中で最優秀の成績を収め、2年連続で「文部科学大臣奨励賞」を受賞している[8]

脚注

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