小坂城 (信濃国)
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小坂城 (長野県) | |
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城郭構造 | 山城 |
天守構造 | なし |
築城主 | 桑原氏 |
築城年 | 室町時代 |
主な改修者 | 上杉景勝 |
廃城年 | 1587年(天正15年) |
遺構 | 曲輪、堀切、石垣積 |
指定文化財 | 千曲市指定史跡[1] |
位置 | 北緯36度32分09.4秒 東経138度05分20.9秒 / 北緯36.535944度 東経138.089139度座標: 北緯36度32分09.4秒 東経138度05分20.9秒 / 北緯36.535944度 東経138.089139度 |
地図 |
小坂城(こさかじょう)は、長野県千曲市桑原の小坂地区にある日本の城跡。千曲市指定史跡に指定されている[1]。
概要
[編集]15世紀中頃の康正年間(1455年-1457年)に桑原氏により築城されたと伝わる[2][3]。山麓に城主の居館(根小屋)を持つ「豪族居館型山城」であったが、16世紀中頃以降の織豊期に軍事的な改修と機能強化が成された。特に、1582年(天正10年)に甲斐武田氏の滅亡および織田信長が横死して以降、桑原の地に進出した上杉氏と小笠原氏との戦闘が激化すると、上杉景勝により軍事機能の強化がなされた[3]。
しかし、その後の1586年(天正14年)に豊臣秀吉が関東・奥州の諸大名の争乱に介入し、戦闘が停止されると小坂城は翌1587年(天正15年)に廃城となり、その役割を終えた[3]。
城跡は曲輪のほか石垣積や堀切が残り、2015年(平成27年)4月1日付けで千曲市指定史跡に指定された[1]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 中山洋一 2021「千曲市指定文化財 『豪族居型山城 小坂城跡の今昔』」(もっと知りたいふるさと70号)『公民館報ちくま』千曲市