小原金治
小原 金治（おはら きんじ、1859年8月21日（安政6年7月23日[1]）- 1939年（昭和14年）7月5日[1][2][3]）は、明治から昭和前期の実業家、農業経営者、政治家。衆議院議員。
経歴
[編集]安房国安房郡南条村[1]（千葉県[2]安房郡南条村、豊房村[3]南条[1]を経て現館山市[1]南条）で、農業・小原桂助、かよ の長男として生まれた[1]。泰西法律学校で学んだ[1][2][3]。農業を営む[2]。
安房4郡勧業委員、安房郡相続税審査委員、同町村連合会議員を務めた[1][2][3]。1890年（明治23年）3月、千葉県会議員に選出され[1][2][3]、立憲改進党に所属し1894年（明治27年）9月まで在任した[1]。1893年（明治26年）11月の立憲改進党全国大会に出席し、その他の出席者有志と同党千葉県支部設置を決議した[1]。
1894年（明治27年）9月、第4回衆議院議員総選挙（千葉県第8区、無所属）で当選し[1][4]、衆議院議員に1期在任した[2][3]。
その後は経済界に転じ、房総遠洋漁業専務取締役、安房銀行頭取（1914年-1925年）、千葉貯蓄銀行取締役、安房汽船監査役などを務めた[1][2][3]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 『衆議院議員総選挙一覧 上巻』衆議院事務局、1915年。
- 『総選挙衆議院議員略歴 第1回乃至第20回』衆議院事務局、1940年。
- 『千葉県議会史：議員名鑑』千葉県議会、1985年。
- 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。