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小原由梨愛

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

小原 由梨愛
名前
愛称 ゆり[1]
カタカナ オバラ ユリア
ラテン文字 OBARA Yuria
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1990-09-04) 1990年9月4日(34歳)
出身地 青森県十和田市
身長 161cm[2]
体重 52kg[2]
選手情報
ポジション DFMF
利き足 右足[1]
ユース
十和田北園サッカースポーツ少年団[3]
ヴィバーチェ十和田[3]
0000-2005 五戸町スポーツクラブ[3]
2006-2008 常盤木学園高校
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2009-2018 日本の旗 アルビレックス新潟レディース 146 (5)
2019-2021 日本の旗 ニッパツ横浜FCシーガルズ 58 (5)
通算 204 (10)
代表歴2
2010  日本U-20 3 (0)
2014  日本 1 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。2021年10月17日現在。
2. 2014年5月19日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

小原 由梨愛(おばら ゆりあ、1990年9月4日 - )は、青森県十和田市出身[4] の元女子サッカー選手。ポジションは、ディフェンダーミッドフィールダー。元サッカー日本女子代表

来歴

十和田市立北園小学校時代の9歳でサッカーを始め、中学生時代は青森県内のサッカークラブ、五戸町スポーツクラブでプレー。在籍中、青森県女子ユースサッカー選手権大会 (U-15・U-18) や東北女子ユースサッカー選手権大会 (U-18) に出場した。

中学校卒業後、宮城県に渡り常盤木学園高校サッカー部に入部。在学中に全日本女子ユース3連覇を果たすなど、様々なタイトルを獲得した。

2009年アルビレックス新潟レディースに入団、同年4月には新潟医療福祉大学健康科学部に入学してサッカー部にも入部した(同期は山崎円美[5]。開幕節の浦和レッズレディース戦でデビューし、7月5日に胎内市内にて開催されたリーグ戦第12節スペランツァF.C.高槻戦にて初ゴールを挙げた[6]。同年、U-19日本代表に選出され、中国で開催されたAFC U-19女子選手権2009では、3試合に出場し1得点。日本代表チームの優勝に貢献した。

2010年にはU-20日本代表に選出されて2010 FIFA U-20女子ワールドカップに出場した[7]

2012年、練習試合で負傷し、右膝前十字靭帯損傷の診断を受け手術を行った[8]

2014年には長船加奈の体調不良による離脱を受けて2014 AFC女子アジアカップに出場する日本女子代表(なでしこジャパン)に初めて招集され[9][10]、1次リーグ最終戦のヨルダン戦に先発フル出場して代表デビューを果たした[11]

2015年EAFF女子東アジアカップ2015決勝大会のなでしこジャパンメンバーとして招集された[12]が、トレーニングキャンプ中に負傷し、左膝前十字靭帯損傷(全治約6カ月)と診断され途中離脱した[13]

2018年、2019シーズンよりニッパツ横浜FCシーガルズへの移籍が発表された[14]

2021年11月26日、2021年シーズンをもって現役を引退し、2022年1月から横浜FCサッカースクールコーチに就任することが発表された[15]

個人成績

クラブ

国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯 皇后杯 期間通算
2007 常盤木学園高校 14 - - - 2 1 2 1
2008 - - 1 0 1 0
2009 アルビレックス新潟レディース 25 なでしこ Div.1 18 1 - 1 0 19 1
2010 なでしこ 13 2 1 0 3 1 17 3
2011 14 11 1 - 0 0 11 1
2012 0 0 0 0 1 0 1 0
2013 18 0 8 0 4 0 30 0
2014 26 0 - 2 0 28 0
2015 なでしこ1部 13 0 - 0 0 13 0
2016 12 0 8 0 5 0 25 0
2017 17 0 7 0 3 0 27 0
2018 18 1 8 1 3 1 29 3
2019 ニッパツ横浜FCシーガルズ 20 なでしこ2部 18 1 5 0 2 0 25 1
2020 18 1 - 2 0 20 1
2021 なでしこ1部 22 3 - 2 0 24 3
通算 日本 1部 146 5 32 1 22 2 200 8
日本 2部 58 5 5 0 6 0 69 5
日本 その他 - - 3 1 3 1
総通算 204 10 37 1 31 3 272 14

代表

主な選出歴等

試合数


日本代表国際Aマッチ
出場得点
2014 1 0
通算 1 0

出場試合

# 開催日 開催都市 スタジアム 対戦国 結果 監督 大会 出典
1. 2014年5月18日 ベトナムの旗 トゥーザウモット ビンズオン・スタジアム  ヨルダン ○ 7-0 佐々木則夫 2014 AFC女子アジアカップ [16]

タイトル

クラブ

代表

脚注

  1. ^ a b 小原 由梨愛”. seagulls.yokohamafc-sc.com. 2021年5月15日閲覧。
  2. ^ a b 日本女子サッカーリーグ. “ニッパツ横浜FCシーガルズ”. 日本女子サッカーリーグ オフィシャルサイト | なでしこリーグ. 2021年5月15日閲覧。
  3. ^ a b c なでしこジャパン | 日本代表|JFA|日本サッカー協会”. www.jfa.jp. 2021年5月15日閲覧。
  4. ^ 十和田のなでしこ初陣 DF小原、今夜アジア杯 読売新聞 2014年5月14日付 2014年5月15日閲覧[リンク切れ]
  5. ^ 新潟医福大サッカー部女子部部員は大学サッカーには一切参加せず、全員がアルビレックス新潟レディースに所属する形を取っていた。NUHWスポーツチャンネル サッカー部 チーム紹介 新潟医療福祉大学公式サイト 2010.7.20 08:33 (UTC) 閲覧
  6. ^ 2009 なでしこリーグ ディビジョン1 第12節 アルビレックス新潟レディース対スペランツァF.C.高槻 アルビレックス新潟公式サイト 2009.7.5付リリース[リンク切れ]
  7. ^ FIFA U-20女子ワールドカップ ドイツ2010 U-20日本女子代表メンバー JFA公式サイト JFA公式サイト 2010年6月30日 ニュースリリース
  8. ^ 小原 由梨愛選手の負傷について”. アルビレックス新潟 公式サイト|ALBIREX NIIGATA OFFICIAL WEBSITE (2012年4月11日). 2021年5月15日閲覧。
  9. ^ AFC女子アジアカップ ベトナム 2014(5/14~25) なでしこジャパン 選手変更のお知らせ JFA公式サイト 2014年5月8日 ニュースリリース
  10. ^ なでしこ追加招集の新潟DF小原由梨愛「自分のプレーで頑張る」 Soccer King 2014年5月8日閲覧
  11. ^ なでしこ・小原の活躍に「先輩かっこいい」/母校・十和田の小学校、児童ら沸く 東奥日報 2014年5月19日付 2014年5月20日閲覧
  12. ^ EAFF女子東アジアカップ2015(8/1~8@中国/武漢) なでしこジャパン(日本女子代表) メンバー&スケジュール”. JFA|公益財団法人日本サッカー協会 (2015年7月21日). 2021年5月15日閲覧。
  13. ^ 小原由梨愛選手の #女子サカ旅 前十字靭帯の怪我を乗り越えた秘訣は「周りを頼る!」”. WE Love 女子サッカーマガジン (2021年1月18日). 2021年5月15日閲覧。
  14. ^ ニッパツ横浜FCシーガルズ | 公式ホームページ”. ニッパツ横浜FCシーガルズ (2018年12月28日). 2021年5月15日閲覧。
  15. ^ ニッパツ横浜FCシーガルズ | 公式ホームページ”. ニッパツ横浜FCシーガルズ. 一般社団法人横浜FCスポーツクラブ (2021年11月26日). 2021年12月1日閲覧。
  16. ^ 試合結果|日程・結果|AFC女子アジアカップベトナム2014”. JFA.jp. 日本サッカー協会. 2024年11月8日閲覧。

外部リンク