小原博
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小原 博(こはら ひろし、1946年1月2日 - )は、日本の経営学者・マーケティング学者。拓殖大学名誉教授。博士(商学)。マーケティング史学会会長、日本商業学会名誉会員。
マーケティング史、マーケティング学説史等、マーケティングに関する歴史的研究のリーダーの一人。
略歴
[編集]東京都板橋区生まれ。東京都立第四商業高等学校、拓殖大学商学部経営学科卒業[1]。同大学院商学研究科修士課程修了、博士課程単位取得満期退学(中西寅雄の最後の門下)。拓殖大学商学部教授、商学部経営学科長、経営経理研究所長、図書館長、大学院商学研究科委員長、拓殖大学評議員を歴任。その間、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校客員研究員、慶應義塾大学商学部講師(マーケティング史担当)、神奈川大学経済学部講師(マーケティング担当)なども務めた。
1995年『日本マーケティング史』で経営科学文献賞、2006年『日本流通マーケティング史』で日本流通学会賞、2013年『アメリカ・マーケティングの生成』で日本流通学会賞を受賞。また、日本商業学会理事、日本経済学会連合評議員、マーケティング史研究会世話人、日本流通学会会計監事、日本消費経済学会理事等を歴任。
主たる著書
[編集]単著
[編集]- 『マーケティング生成史論』(税務経理協会、1987年。増補版・1991年)
- 『日本マーケティング史-現代流通の史的構図-』(中央経済社、1994年)
- 『基礎コース マーケティング』(新世社、1999年。第2版・2004年。第3版・2011年)
- 『日本流通マーケティング史-現代流通の史的諸相-』(中央経済社、2005年)
- 『アメリカ・マーケティングの生成』(中央経済社、2012年)
共著
[編集]- 『現代マーケティング入門』(中央経済社、1980年)
- 『消費経済の展望』(渓水社、1982年)
- 『現代企業の情報とコミュニケーション』(創成社、1985年)
- 『グローバル化時代の企業経営』(同文舘出版、1991年)
- 『マーケティング学説史-アメリカ編-』(同文舘出版、1993年。増補版・2008年)
- 『日本のマーケティング-導入と展開-』(同文舘出版、1995年)
- 『現代企業の経営学』(八千代出版、1995年)
- 『マーケティング学説史-日本編-』(同文舘出版、1998年。増補版・2014年)
- 『企業と環境』(税務経理協会、1999年)
- 『21世紀社会の企業情報』(創成社、2000年)
- 『マーケティングへの歴史的視角』(同文舘出版、2000年)
- 『日本の流通100年』(有斐閣、2004年)
- 『日本経営史の基礎知識』(有斐閣、2004年)
- 『外国経営史の基礎知識』(有斐閣、2005年)
- 『現代アメリカのビッグストア』(同文舘出版、2006年)
- 『日本企業のマーケティング』(同文舘出版、2010年)
- 『海外企業のマーケティング』(同文舘出版、2010年)
- 『マーケティング学説史-アメリカ編Ⅱ-』(同文舘出版、2019年)
脚注・出典
[編集]- ^ “都立四商同窓会_小原博の著書”. 4sho-doso.justhpbs.jp. 2022年11月20日閲覧。