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小出浩之

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

小出 浩之(こいで ひろゆき、1943年 - )は、日本の精神科医精神分析学者ラカン派)。愛知県名古屋市生まれ。

略歴

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  • 1967年 名古屋大学医学部卒業、名鉄病院インターン。
  • 1968年 名大医学部精神科副手。
  • 1973年 国立療養所東尾張病院勤務。
  • 1975年 名大医学部精神科助手。
  • 1981年 静岡県立養心荘病院勤務。
  • 1983年 名大医学部精神科講師。
  • 1988年 「破瓜病の精神病理をめざして シニフィアンの病い」で名大医学博士
  • 1989年 岐阜大学医学部精神科助教授、1993年教授。
  • 2008年 定年退任。

著書

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  • 『破瓜病の精神病理をめざして』 金剛出版、1984
  • 『シニフィアンの病い』 岩波書店、1986、叢書・精神の科学
  • 『分裂病と構造』 金剛出版、1990
  • 『続・分裂病と構造』 金剛出版、1991

編著

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  • 『ラカンと臨床問題』編、弘文堂、1990
  • 『ラカンと精神分析の基本問題』編、弘文堂、1993
  • 『精神療法』岩崎徹也と責任編集、中山書店、1999、臨床精神医学講座

翻訳

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  • ジャック・ラカン著 ジャック=アラン・ミレール編『精神病』川津芳照,鈴木国文,笠原嘉共訳、岩波書店、1987
  • ジョエル・ドール『ラカン読解入門』 岩波書店、1989
  • ジャック・ラカン著 ジャック=アラン・ミレール編『フロイトの技法論』小川周二,小川豊昭,笠原嘉共訳、岩波書店、1991
  • ビチェ・ベンヴェヌート,ロジャー・ケネディ『ラカンの仕事』若園明彦共訳、青土社、1994
  • ジョエル・ドール『構造と性倒錯 フロイト/ラカンの臨床的視座』 青土社、1995
  • R.シェママ編『精神分析事典 ラルース版』新宮一成,小川豊昭,加藤敏,鈴木国文共訳、弘文堂、1995(新版:R.シェママ, B.ヴァンデルメルシュ編 2002)
  • ジャック・ラカン著 ジャック=アラン・ミレール編『フロイト理論と精神分析技法における自我 1954-1955』鈴木国文,小川豊昭,南淳三共訳、岩波書店、1998
  • ジャック・ラカン著 ジャック=アラン・ミレール編『精神分析の四基本概念』鈴木国文,新宮一成,小川豊昭共訳、岩波書店、2000
  • ジャック・ラカン著 ジャック=アラン・ミレール編『精神分析の倫理』鈴木国文,保科正章,菅原誠一共訳、岩波書店、2002
  • ジャック・ラカン著 ジャック=アラン・ミレール編『対象関係』鈴木國文,菅原誠一共訳、岩波書店、2006
  • コンタルド・カリガリス『妄想はなぜ必要か ラカン派の精神病臨床』西尾彰泰共訳、岩波書店、2008

記念論文集

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  • 『精神病理学の蒼穹』小出浩之教授退官記念論文集編集委員会編 金剛出版 2008

脚注

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参考

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