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小倉清子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

小倉 清子(おぐら きよこ、1957年 - )は、日本ジャーナリストネパールの政治事情に詳しい。

1957年、栃木県に生まれる。1981年東京大学農学部卒業。1993年よりネパールに在住。

1990年、偶然滞在していたネパールで民主化運動ジャナ・アンドラン)に遭遇し、衝撃を受ける。1050人へのインタビューを基にして、その際の記録を『王国を揺るがした60日 : 1050人の証言・ネパール民主化闘争』として出版した。

また、2006年の民主化運動(ロクタントラ・アンドラン)でも同様に、『ネパール王制解体 : 国王と民衆の確執が生んだマオイスト』に取りまとめた。「マオイスト」として知られるネパール共産党毛沢東主義派の本拠・ロルパ郡まで潜入し、その実態を明らかにした。同書には同党議長のプラチャンダへインタビューした内容も掲載されている。

インターネット上では、「アジアプレス・ネットワーク」に時折「小倉清子のカトマンズ・ジャーナル」と題する記事を掲載している。

著作

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  • 『王国を揺るがした60日 1050人の証言・ネパール民主化闘争』亜紀書房、1999年10月。ISBN 4-7505-9916-6 
  • 『ネパール王制解体 国王と民衆の確執が生んだマオイスト』日本放送出版協会NHKブックス〉、2007年1月。ISBN 978-4-14-091075-7 

外部リンク

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