小侍従局
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小侍従局(こじじゅうのつぼね、? - 永禄8年5月19日(1565年6月17日))は、室町幕府の13代将軍・足利義輝の側室。父は進士晴舎。小侍従殿(こじじゅうじどの)とも表記される。
生涯
[編集]室町幕府の有力な奉公衆であった進士晴舎の娘として生まれる。その後、室町幕府13代将軍・足利義輝の側室となり、義輝から寵愛を受ける。『言継卿記』によると、義輝の次女と三女は小侍従局が生母であるとしている[1]。
永禄8年(1565年)5月の永禄の変で、義輝は三好三人衆によって殺害されたが、三好氏や松永久秀からの要求のひとつに寵愛を受けていた小侍従局の命を絶つことが挙げられていた。彼女は混乱に紛れて御所を脱出し身を隠したものの、探索の末に捕えられ四条河原で斬首された。なお、ルイス・フロイスによれば、変の当時小侍従局が懐妊していたとする説明があるが、彼女は変が起きた1か月前の4月17日に義輝の三女となる女子を出産しており、正確な記述ではない[2]。