《小さな童話》大賞
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《小さな童話》大賞 (ちいさなどうわたいしょう) | |
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国 | 日本 |
主催 | 毎日新聞社 |
初回 | 1983年 |
公式サイト | 小さな童話大賞 - 毎日新聞社 |
《小さな童話》大賞(ちいさなどうわたいしょう)は、日本の文学賞。
沿革と概要
[編集]1983年に毎日新聞社によって創設され、同社が主催していた[1][2]。イトーヨーカドーが協賛していた[1]。東急観光が協力していた[1]。童話を愛し、創作活動を行う人に作品発表の機会を提供し、顕彰するとともに、より多くの人々に優良な作品を紹介することで、児童文学のすそ野を広げるために創設された[3]。母と子の心の結びつきを育むため、小さな手づくりの童話を募集し、優秀作品を表彰していた[4]。規定枚数は、400字詰め原稿用紙10枚以内。未発表のオリジナル作品が募集されていた[5]。
当初、応募資格は女性に限定されていたが、2003年からは性別を問わず応募できるようになった[6]。大賞は1編が選ばれ、賞金100万円と副賞として東急観光提供のペアで行くヨーロッパ旅行が贈られていた。選者賞は4編が選ばれ、賞金10万円と副賞として東急観光提供の国内外旅行券が贈られていた。佳作は5編が選ばれ、イトーヨーカドー提供の商品券が贈られていた。奨励賞には、イトーヨーカドー提供の商品券が贈られていた[5]。
2006年の第23回をもって終了した。
主な受賞者
[編集]- 石井睦美 - 第3回大賞受賞。第14回朝日新人文学賞などを受賞した[7]。
- 江國香織 - 第4回大賞受賞。第130回直木賞などを受賞した[8]。
- 北川想子 - 第8回工藤直子賞受賞。歌集『シチュー鍋の天使』、童話『天使のジョン』を出版した[9]。
- 安東みきえ - 第11回大賞受賞。第11回椋鳩十児童文学賞などを受賞した[10]。
- 小森香折 - 第12回・第14回受賞。第5回ちゅうでん児童文学賞大賞などを受賞した[11]。
- 宮下すずか - 第21回大賞受賞。第19回椋鳩十児童文学賞を受賞した[12]。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c Mainichi INTERACTIVE 《小さな童話》大賞
- ^ CSR Report 2006 - セブン&アイ・ホールディングス
- ^ 主な主催イベント - 毎日新聞社
- ^ 2002 年度 社会貢献活動実績調査結果 - 一般社団法人 日本経済団体連合会
- ^ a b 第19回 小さな童話大賞 作品募集 - Mainichi INTERACTIVE 《小さな童話》大賞
- ^ 企業の社会的責任報告書 ─ 社会・環境活動報告2004 - イトーヨーカドー
- ^ ひろすけ童話賞受賞作品
- ^ 福田和也『江國香織を読む』:『父と娘』1-6 - 廣済堂よみものWeb
- ^ BOOKSルーエおすすめの本
- ^ ピュアフルpickup ピュアフルアーカイヴスNo.38『天のシーソー』 | ポプラビーチ
- ^ ニコルの塔/小森香折/作 こみねゆら/絵 本・コミック : オンライン書店e-hon
- ^ 第21回学術講演会「ひっくりかえったもじ 編集者として作家として」 近畿大学日本文化研究所 学校法人近畿大学のニュースリリース