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専門図書館協議会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
専門図書館協議会
日本図書館協会会館(6階)
日本図書館協会会館(6階)
設立 1952年[1]
所在地 東京都中央区新川1丁目11番14号日本図書館協会会館6階
北緯35度40分36.34秒 東経139度46分55.35秒 / 北緯35.6767611度 東経139.7820417度 / 35.6767611; 139.7820417座標: 北緯35度40分36.34秒 東経139度46分55.35秒 / 北緯35.6767611度 東経139.7820417度 / 35.6767611; 139.7820417
活動地域 日本の旗 日本
ウェブサイト https://jsla.or.jp/
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専門図書館協議会(せんもんとしょかんきょうぎかい、: Japan Special Libraries Association)は、官公庁・民間企業・各種団体・大学などに設置された専門図書館・資料室・情報管理部門が会員となり、相互協力と連携をはかり、向上発展を目的とした機関である。略称は専図協(せんときょう)[2]

歴史

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専図協の設立は1952年3月28日[1]。1952年に関西地区と関東地区の協議会が結成され、その後、1955年に中部地区、1956年に九州地区、北海道地区、1958年に東北地区、1961年に中国地区と、7つの地区協議会に分かれていたが、2014年4月1日に定款と会計も含め一元化された[3]。所属している会員機関は約400となっている[1]

事業内容

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全国研究集会、教育プログラム、見学会、イブニングセミナーなどのイベント[4]を行っており、各委員会の活動により、専図協に必要な事業あるいは調査研究を行っている。委員会については次のとおり[5]

  • 運営委員会
  • 表彰審査委員会
  • 著作権委員会
  • 研修委員会
  • 広報委員会
  • 機関誌委員会
  • 小委員会
  • 調査分析委員会

会員資格

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会員は3種類あり、以下の条件を満たしていることが必要である[6]

  • 正会員(機関会員):調査、参考、情報管理等の活動を行っており、専図協の事業に何らかの貢献ができること
  • 賛助会員:専図協の目的と達成に協力する機関であること
  • 個人会員:専図協に貢献のあった方

刊行物

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  • 『専門図書館』
    機関誌(年6回発行 年間購読)。1960年に『専門図書館協議会会報』として創刊、1969年より『専門図書館』と改題、2019年11月で298号[7]
  • 専門情報機関総覧
    専門図書館を網羅的に収めた情報源ディレクトリ。1956年に『調査機関図書館総覧』として創刊。1969年に『専門情報機関総覧』と改題し、その後はほぼ3年ごとに改訂されて刊行されている[8]
  • 『専門図書館と著作権Q&A 2012』
    2000年から刊行。2020年2月時点での最新版は「2012」[9]

監修書

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  • 『専門図書館探訪 - あなたの「知りたい」に応えるガイドブック』(青柳英治・長谷川昭子著、専門図書館協議会監修、勉誠出版、2019年10月)

参照文献

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  1. ^ a b c 設立の主旨と歴史”. 専門図書館協議会. 2020年2月2日閲覧。
  2. ^ 専門図書館協議会定款” (PDF). 専門図書館協議会. 2017年8月24日閲覧。
  3. ^ 「専門図書館協議会一元化の検討経緯」『専門図書館』第265号、54頁。 
  4. ^ 専門図書館協議会 H29年度(2017) イベントカレンダー” (PDF). 専門図書館協議会. 2017年8月24日閲覧。
  5. ^ 組織と運営”. 専門図書館協議会. 2017年8月24日閲覧。
  6. ^ 専門図書館協議会 - 入会のご案内”. 2017年8月24日閲覧。
  7. ^ 専門図書館協議会 - 機関誌(専門図書館)”. 2020年2月2日閲覧。
  8. ^ 専門情報機関総覧 2018. 専門図書館協議会. (2018). ISBN 9784881300268. https://jsla.or.jp/publication/conspectus-2018/ 
  9. ^ 専門図書館と著作権Q&A 2012”. 専門図書館協議会. 2020年2月2日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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