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寿一実

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
寿 一実
本名 中川 一美
生年月日 (1956-05-26) 1956年5月26日
没年月日 (2023-05-05) 2023年5月5日(66歳没)
出身地 日本の旗 日本長崎県佐世保市
言語 日本語
最終学歴 芦屋市立芦屋高等学校
出身 劇団アカデミー
事務所 吉本興業福岡支社
活動時期 1976年 - 1989年
1992年 - 2023年
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寿 一実(ことぶき かずみ、1956年昭和31年〉5月26日 - 2023年令和5年〉5月5日)は、日本喜劇役者ローカルタレント

本名及び旧芸名は中川 一美(なかがわ かずよし)。吉本興業福岡支社(福岡吉本)所属。九州新喜劇座長

来歴・人物

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芦屋市立芦屋高等学校を卒業し[1]、劇団アカデミーに所属後[1]、吉本の林正之助会長の紹介で1976年7月11日吉本興業入りし、吉本新喜劇の座員となった[1]

吉本新喜劇では副座長の経歴を持ち、木村進(三代目博多淡海)や間寛平座長公演では、新喜劇の「筋運び」を任されていた。現在の新喜劇にも通じる「ハゲキャラ」のはしりで、トイレの吸盤をつけ走りまわるネタや、ハゲた部分で原哲男からマッチの火をつけられるネタを持つなど、中堅座員として活躍した。

「新喜劇やめよっカナ?キャンペーン」が開始された1989年に一度引退。原因は連帯保証人となった先輩芸人の借金であり、背負わされた借金を返済する為、故郷の佐世保に戻り、不動産業で全額返済した[2]。その後、吉本興業の九州進出による地元タレント育成の役割を期待され、1992年1月に福岡吉本で芸能界に復帰した[3]。福岡吉本在籍以降は、芸名を寿一実に改名し、主に福岡長崎のローカルテレビ番組に出演している。

2016年8月28日に、芸歴40周年と自身の還暦記念として、飯塚市嘉穂劇場で記念公演「寿一実 還暦記念公演~耳順じじゅん・祝ってもらってよかですか?~」を開催した[4]。記念公演で内場勝則石田靖博多華丸・大吉らをゲストに迎えて上演した「福岡版新喜劇」を基に、2018年に「九州新喜劇」を立ち上げ、初代座長に就任した。

2023年5月5日長崎県内の病院で死去した[5][6]。66歳没。

過去の出演番組

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CM

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参考文献

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  • 吉本興業, ed. (1989), 吉本新喜劇名場面集 1959-1989, データハウス 

脚注

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  1. ^ a b c 吉本興業 1989, p. 109.
  2. ^ 華丸・大吉の今年はなんしよったと?2023 博多大吉の発言。
  3. ^ 田中企画(2011年3月7日)での発言。新喜劇の芸風一新のために引退したという説もある。
  4. ^ よしもとニュースセンター・九州の"名ぶらリスト"寿一実 が還暦記念公演!豪華共演者たちと初の福岡版新喜劇座長に挑戦
  5. ^ テレQ(株式会社TVQ九州放送). “訃報 タレントの寿一実さんが死去|ニュース|テレQ - 株式会社TVQ九州放送”. www.tvq.co.jp. 2023年5月9日閲覧。
  6. ^ 寿一実さん死去 66歳 福岡を中心に活躍 - ORICON NEWS 2023年5月9日

外部リンク

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