寺田達史
寺田 達史（てらだ たつし、1961年 - ）は、日本の財務官僚。金融庁総務企画局審議官や、財務省東海財務局長等を経て、株式会社日本信用情報機構取締役CCO[要曖昧さ回避]兼CRO。
人物・経歴
[編集]岐阜県岐阜市生まれ[1]。岐阜県立加納高等学校を経て[2]、1984年東京大学法学部第2類（公法コース）卒業、大蔵省入省[1]。理財局資金第一課（現：財政投融資総括課）配属[3]。1987年7月大蔵省大臣官房調査企画課調査主任[4]。その後は自治省行政局行政課長補佐[5]、大蔵省関税局業務課長補佐[6]、大蔵省証券局企業財務課長補佐（総括・管理）[7]、大蔵省金融企画局市場課長補佐などを歴任。2001年プリンストン大学客員研究員[8]。2009年金融庁総務企画局市場課長。2010年証券取引等監視委員会事務局総務課長[9]。2012年8月金融庁検査局総務課長。2014年7月金融庁総務企画局審議官（開示担当）[8]。2015年預金保険機構総務部長。2017年6月から東海財務局長を務め[10]、島田信用金庫と掛川信用金庫の合併などにあたった[11]。2018年株式会社日本信用情報機構取締役常務執行役員CCO、CRO、監査部、リスク・コンプライアンス統括部担当[12][13]。2021年豊トラスティ証券執行役員経営企画室長[14]、MFS監査役[15]、Coinbase株式会社監査役。趣味は寺や城の観光[1]。
脚注
[編集]- ^ a b c 寺田・東海財務局長に聞く ◆信金の相次ぐ合併 ニーズに応じた金融サービスを中日新聞2018年2月9日
- ^ 毎日フォーラム・霞が関ふるさと記岐阜県毎日新聞2017年1月10日
- ^ 『東大人名録，第1部』1986年発行、52頁
- ^ 『職員録 第1部』大蔵省印刷局、1988年発行、495頁
- ^ 『大蔵省の憂鬱：挫折したエリート行政』日本経済新聞社、1992年4月発行、232頁
- ^ 『週刊金融財政事情，第44巻、第25～32号』 金融財政事情研究会、1993年、74頁
- ^ 『職員録 平成10年版 上巻』大蔵省印刷局、1997年11月発行、409頁
- ^ a b 観光振興セミナー - 蒲郡信用金庫
- ^ 証券取引等監視委員会コラムＪＡＳＤＡＱ Ｉｎｖｅｓｔｏｒｓ Ｊｏｕｒｎａｌ Vol.87
- ^ 「横顔／東海財務局長に就任した寺田達史氏」日刊工業新聞(2017/8/22 05:00
- ^ 島田と掛川の合併発表、新名称「島田掛川信金」に日本経済新聞2017/11/29 1:00
- ^ 役員一覧JICC
- ^ 国家公務員法第106条の25第１項等の規定に基づく国家公務員の再就職状況の報告（平成30年10月１日～同年12月31日平 成 3 1 年 ３ 月 2 6 日 内閣官房内閣人事 局
- ^ 組織変更及び執行役員選任に関するお知らせ
- ^ 常勤監査役就任に関するお知らせ2021年3月1日株式会社MFS
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