コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

寺尾誠

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

寺尾 誠(てらお まこと、1930年6月4日 - 2015年6月1日[1])は、日本の経済史学者。

人物・来歴

[編集]

東京・渋谷生まれ。1953年慶應義塾大学経済学部卒。同大学院をへて、1961年慶大経済学部専任講師、1963年助教授、1972年教授。1996年定年退職、名誉教授[2]

著書

[編集]
  • 『価値の社会経済史 分業と支配の史的構造論』税務経理協会, 1977.7
  • 『中世経済史』慶応通信, 1978.4
  • 『社会科学概論』慶応通信, 1990.4
  • 『西洋経済史 近世』慶應通信, 1993.3

共編著

[編集]
  • 『温故知新 歴史・思想・社会論集』編. 慶応通信, 1990.10
  • 『都市と文明』編著. ミネルヴァ書房, 1996.3
  • 『歴史哲学への誘い 哲学者花崎皋平との対話』岩井隆夫 解題・編. 岩井隆夫, 2017.10

翻訳

[編集]
  • W.アーベル『農業恐慌と景気循環 中世中期以来の中欧農業及び人口扶養経済の歴史』未来社, 1972
  • カールハインツ・ブラシュケ『ルター時代のザクセン 宗教改革の社会・経済・文化史』ヨルダン社, 1981.7
  • チャンドラン・D.S.デェヴァネッセン『若き日のガーンディー マハートマーの生誕』未来社, 1987.9
  • ギュンター・フランツ『ドイツ農民戦争』中村賢二郎・田中真造・前間良爾共訳. 未来社, 1989.4

脚注

[編集]
  1. ^ 『歴史哲学への誘い』
  2. ^ 寺尾誠教授略歴