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富岡樹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
富岡 樹
基本情報
本名 富岡 樹
階級 ライト級
身長 177cm
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1997-04-18) 1997年4月18日(27歳)
出身地 埼玉県さいたま市[1]
スタイル オーソドックス[2]
プロボクシング戦績
総試合数 17
勝ち 10
KO勝ち 4
敗け 6
引き分け 1
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富岡 樹(とみおか いづき、1997年4月18日 - )は、日本プロボクサー埼玉県さいたま市出身。初代日本ライト級ユース王者角海老宝石ボクシングジム所属(2021年2月から)。かつてはREBOOT.IBAボクシングジムに所属していた。

人物

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従兄弟の富岡哲也と富岡達也もプロボクサーである[3]

11歳からボクシングを始め[4]秀明英光高校に進学[5]

来歴

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2016年12月14日に後楽園ホールで篠塚辰樹とスーパーフェザー級6回戦を戦い、6回3-0(58-57、59-55、59-56)判定勝ちを収めデビュー戦を白星で飾った[6]

その後2連勝して2017年8月22日に後楽園ホールで粕谷雄一郎と初代日本ライト級ユース王座決定トーナメント決勝戦を行い、8回2-1(77-75、77-76、76-77)判定勝ちを収めユース王座獲得に成功した[7]。なおこの勝利でJBCの発表した最新ランキングで初めてスーパーフェザー級日本ランク入りを果たす[8]。同年11月11日に後楽園ホールで行われた「DANGAN200」にて白鳥大珠と日本ユースライト級タイトルマッチを行い、8回3-0(3-0(78-74×2、80-72)判定勝ちを収めユース王座初防衛に成功した[9]

2018年2月26日に後楽園ホールで行われた「DANGAN207」にて湯場海樹と日本ユースライト級タイトルマッチを行い、2回負傷引き分けでユース王座2回目の防衛を果たした[10]。同年7月29日に大阪府立体育会館第2競技場でOPBF東洋太平洋ライト級王者中谷正義とOPBF東洋太平洋ライト級タイトルマッチを行い、11回2分40秒KO負けで王座獲得に失敗してプロ初黒星となった[11]

2019年10月26日、後楽園ホールで日本ライト級王座挑戦者決定戦として、斎藤一貴と対戦し、8回3-0(79-73×2、78-74)判定勝ちを収め、日本王座挑戦権を獲得した[12]

2020年2月13日、後楽園ホールで指名挑戦者として日本ライト級王者の吉野修一郎に挑戦。1回に右カウンターでダウンを奪うも、8回に連打を浴び、8回1分55秒TKO負けを喫し、王座獲得に失敗した[13]

2020年12月14日、後楽園ホールで元日本・WBOアジアパシフィックスーパーライト級王者の岡田博喜に挑戦し、8回0-3(75-77×3)で判定負けを喫した[14]

2021年2月9日付けで角海老宝石ジムに移籍した。

2021年10月30日、後楽園ホールで藤田裕崇と対戦するも、8回判定1-2(75-77、76-77、77-75)で判定負けを喫した[15]

2022年6月14日、後楽園ホールにて日本ライト級タイトルマッチで日本ライト級王者の宇津木秀に挑戦し、8回1分8秒TKO負けを喫した[16]

2023年11月4日、後楽園ホールで1年5ヶ月ぶりの再起戦としてトンテップ・テーヤウォンと対戦し、2回3分9秒TKO勝ちを収め連敗脱出、再起に成功した。

2024年1月13日、韓国・仁川のパラダイス・シティで初の海外遠征試合としてミハイル・レスニコフと対戦し、8回3-0の判定勝ちを収めた。

2024年4月6日、後楽園ホールにて行われた「WHO’S NEXT DYNAMIC GLOVE on U-NEXT」で加藤亜礼史と62.3キロ8回戦で対戦し、6回2分14秒TKO勝ちを収めた。[17]

獲得タイトル

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戦績

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  • アマチュアボクシング - 40戦31勝9敗
  • プロボクシング - 17戦10勝(4KO)6敗1分
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2016年12月14日 6R 判定3-0 篠塚辰樹ワタナベ 日本の旗 日本 プロデビュー戦
2 2017年2月9日 6R 判定3-0 朴俊優 大韓民国の旗 韓国
3 2017年4月21日 5R 0:54 KO 嶋崎俊(輪島功一スポーツ) 日本の旗 日本
4 2017年8月22日 8R 判定2-1 粕谷雄一郎(石川ジム立川) 日本の旗 日本 初代日本ライト級ユース王座決定トーナメント決勝戦
5 2017年11月11日 8R 判定3-0 白鳥大珠八王子中屋 日本の旗 日本 日本ユース王座防衛1
6 2018年2月26日 2R 1:58 負傷 湯場海樹(YUVAX) 日本の旗 日本 日本ユース王座防衛2
7 2018年7月29日 11R 2:40 KO 中谷正義井岡 日本の旗 日本 OPBF東洋太平洋ライト級タイトルマッチ
8 2018年11月10日 8R 判定1-2 正木脩也(帝拳 日本の旗 日本
9 2019年5月31日 2R 1:42 KO マーボン・ボディオンガン フィリピンの旗 フィリピン
10 2019年10月26日 8R 判定3-0 斎藤一貴(角海老宝石 日本の旗 日本 2019年度日本ライト級最強挑戦者決定戦
11 2020年2月13日 8R 1:55 TKO 吉野修一郎三迫 日本の旗 日本 日本ライト級タイトルマッチ
12 2020年12月14日 8R 判定0-3 岡田博喜(角海老宝石) 日本の旗 日本
13 2021年10月30日 8R 判定1-2 藤田裕崇(三迫) 日本の旗 日本
14 2022年6月14日 8R 1:08 KO 宇津木秀(ワタナベ) 日本の旗 日本 日本ライト級タイトルマッチ
15 2023年11月4日 2R 3:09 TKO トンテップ・テーヤウォン タイ王国の旗 タイ
16 2024年1月13日 8R 判定3-0 ミハイル・レスニコフ ロシアの旗 ロシア
17 2024年4月6日 6R 2:14 KO 加藤亜礼史(折尾) 日本の旗 日本
テンプレート

脚注

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出典

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  1. ^ DANGAN200直前インタビュー 富岡 樹 Dangan
  2. ^ BoxRecレーティング 【国内/男子】スーパーフェザー級 (58.97 kg以下) BOXINGアンテナ
  3. ^ 富岡樹(20=REBOOT) NEW ボクシングモバイル
  4. ^ 目指すは「世界王者が就職先」 Weekly LALALA 2018年5月17日
  5. ^ 三迫一門会、10代新鋭がB級デビュー対決で熱戦 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年12月14日
  6. ^ 2016年12月試合結果 日本ボクシングコミッション
  7. ^ “パンチ”山下賢哉がワンパンチKO勝ち、日本ユース Boxing News(ボクシングニュース) 2017年8月22日
  8. ^ 2017年8月度ランキング” (PDF). 一般財団法人 日本ボクシングコミッション (2017年9月1日). 2019年1月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年1月1日閲覧。
  9. ^ 新藤寛之が日本SW級挑戦権獲得、平岡はユース王者 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年11月11日
  10. ^ 木村隼人が山下賢哉をTKO、ランカー対決制す Boxing News(ボクシングニュース) 2018年2月26日
  11. ^ 中谷正義がOPBF王座V10 新鋭の富岡を11回TKO Boxing News(ボクシングニュース) 2018年7月29日
  12. ^ フェザー級の丸田陽七太ら日本王座挑戦権獲得 IBF8位の小原佳太は貫禄の4回TKO勝ち Boxing News(ボクシングニュース)2019年10月26日
  13. ^ 吉野修一郎が8回TKO勝ちで日本ライト級V5 富岡樹は7回までリードも健闘及ばず Boxing News(ボクシングニュース)2020年2月13日
  14. ^ S・ライト級第一人者 岡田博喜が再起戦に勝利 富岡樹は健闘及ばず判定負け Boxing News(ボクシングニュース)2020年12月14日
  15. ^ 前日本S・ライト級王者の鈴木雅弘が辛勝 日本ライト級挑戦権獲得で逆2階級制覇に前進 Boxing News(ボクシングニュース)2021年10月30日
  16. ^ 宇津木秀が熱戦制し日本ライト級V1 奮闘の富岡樹は3度目実らず Boxing News(ボクシングニュース)2022年6月14日
  17. ^ 大橋哲朗が世界2位の中川健太を撃破 10回TKO勝ちでS・フライ級WBO-AP新王者に Boxing News(ボクシングニュース) 2024年4月6日

関連項目

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外部リンク

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