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富山県道370号富山庄川小矢部自転車道線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
一般県道
富山県道370号標識
富山県道370号
富山庄川小矢部自転車道線
中央サイクリングロード
富山市 - 射水市区間のみ
路線延長 58.8km 中央サイクリングロード部18.7km
制定年 1999年平成11年)4月1日[1]
起点 富山市鵯島
終点 小矢部市石動
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
富山県富山市中老田付近 中央サイクリングロード

富山県道370号富山庄川小矢部自転車道線(とやまけんどう370ごう とやましょうがわおやべじてんしゃどうせん)は、富山県富山市小矢部市石動を結ぶ自転車道自転車歩行者専用道路)として整備された一般県道

概要

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当道路の一部である中央サイクリングロード部(富山市 - 射水市区間のみ)についての半分以上が加越能鉄道の用地買収区間で、1970年昭和45年)に高速鉄道計画を中止しその翌年に起業廃止に伴い、1972年9月に財団法人富山県民福祉公社に3億3000万円で買収され[2]、公益財団法人富山県民福祉公園により1974年4月27日に富山 - 小杉間が、1977年4月30日大門まで、自転車道として整備された[3][4]

また、砺波市庄川町以西のルートは、主として1972年(昭和47年)に廃止となった加越能鉄道加越線の廃線跡を転用したものであり、高校生の自転車通学路として使用されている[5]他、沿線の散居村の風景とともに各所に当時の鉄橋・ホーム跡などの鉄道遺構を見ることが出来る。

  • 起点:富山市鵯島
  • 終点:小矢部市石動町
  • 総延長:58.8km
  • 幅員:3m[1]

歴史

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通過自治体

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サイクリングセンター

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中央サイクリングセンター

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中央サイクリングロードの起点である五福公園前の中央サイクリングセンター(富山市鵯島)では有料で自転車の貸し出しをしている。案内図も入手できるので利用すると良い。別途料金で大門サイクリングセンターへの片道だけの乗り捨ても可能。 4月頃 - 11月頃の土・日・祝日のみ開館。詳細は公式ホームページを参照のこと。 現在、中央サイクリングセンターは営業を終了しており、利用することはできない。

大門サイクリングセンター

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中央サイクリングロードの終点である大門サイクリングセンター(射水市二口)では自転車の貸し出しをしている。案内図も入手できるので利用すると良い。別途料金で中央サイクリングセンターへの片道だけの乗り捨ても可能。 4月頃 - 11月頃の土・日・祝日のみ開館。詳細は公式ホームページを参照のこと。 現在、大門サイクリングセンターは営業を終了しており、利用することはできない。

別名・通称

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  • 中央サイクリングロード(以下の18.7km区間のみ)
    • 起点である中央サイクリングセンター(富山市鵯島)から大門サイクリングセンター(射水市二口)まで
  • 大門庄川小矢部自転車道
    • 大門サイクリングセンター以西終点(小矢部市石動町)まで。加越線跡がサイクリングロードとして整備された際のルートは、庄川堤防を北上し大門までのルートを加えることで一区切りとされ、上記の名で呼ばれていた。

脚注

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  1. ^ a b 『庄川町史 続巻』(2002年11月1日、庄川町発行)75頁。
  2. ^ 『富山廃線紀行』(2008年7月16日、草卓人著、桂書房発行)158頁。
  3. ^ 『みんなの楽園 太閤山ランド 開園35周年誌』(2019年7月16日、公益財団法人富山県民福祉公園発行)13頁。
  4. ^ 『新聞に見る20世紀の富山 第3巻』(2000年11月26日、北日本新聞社発行)12頁。
  5. ^ 『庄川町史 続巻』(2002年11月1日、庄川町発行)74頁。
  6. ^ 『庄川町史 続巻』(2002年11月1日、庄川町発行)62頁『表8 国・県道の現況』より。

関連項目

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外部リンク

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