富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
略称 | 富士通SSL |
本社所在地 |
日本 〒211-0063 神奈川県川崎市中原区小杉町1-403 武蔵小杉タワープレイス |
設立 | 1972年7月12日(株式会社ソーシアルサイエンスラボラトリとして) |
法人番号 | 4020001070103 |
事業内容 |
システムインテグレーションサービス |
代表者 | 代表取締役社長 林 恒雄 |
資本金 | 4億5千万円(2017年4月1日現在) |
売上高 | 連結:296億円(2018年度) |
従業員数 | 連結:1,158名 (2019年3月末現在) |
決算期 | 3月 |
主要株主 | 富士通株式会社 100% |
主要子会社 | 株式会社SSLパワードサービス |
外部リンク | https://www.fujitsu.com/jp/group/ssl/ |
株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ(ふじつうソーシアルサイエンスラボラトリ、英: FUJITSU SOCIAL SCIENCE LABORATORY LIMITED)は、かつて存在したシステムインテグレーションサービス、ソフトウェア開発などを行う富士通の連結子会社(完全子会社)である。2021年4月に富士通に吸収された。
沿革
[編集]- 1972年7月 - 株式会社ソーシアルサイエンスラボラトリ設立
- 1975年12月 - 富士通株式会社が資本参加
- 1976年 - 日本電信電話公社向け「DIPS」開発業務へ進出
- 1978年 - ユーザアプリケーション開発業務へ進出
- 1982年 - 株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリに社名変更
- 1990年 - 通商産業大臣認定 『システムインテグレータ』取得
- 1991年3月 - 名古屋システムセンターを開設
- 1991年12月 - 大阪システムセンターを開設
- 1993年5月 - 富士通と共同で富士通ミドルウェア (FMW)を設立
- 1995年7月 - 本社を川崎市中原区武蔵小杉タワープレイスに移転
- 1996年7月 - ISO 9001認証を取得
- 1998年7月 - 東海事業所刈谷分室を開設
- 2000年3月 - ISO 14001認証を取得
- 2000年11月 - ソリューション商品体系『Powered Solution』発表
- 2003年7月 - BS7799およびISMS認証取得
- 2005年11月 - 株式会社SSLパワードサービス設立[1]
- 2006年 - ISO27001認証取得
- 2008年 - PMS認証取得、IMS認証取得
- 2011年 - 情報セキュリティ格付「A+is(シングル・エー・プラス)取得
- 2012年 - ブラック企業大賞2012「業界賞」をフォーカスシステムズともに受賞[2]。
- 2017年7月 - 株式会社富士通SSLハーモニー設立[3]
- 2021年4月 - 富士通株式会社に吸収合併
事業所
[編集]社会問題
[編集]労働問題
[編集]- 従業員の過労死
2002年4月入社の男性従業員が、医師より処方された薬を2006年1月26日に過量に服用して死亡した。男性はシステム開発に従事していたが、何らかのストレスにより遅くとも2003年9月下旬ころまでに精神障害の発症が推察される。発症後は休職と復職を繰り返したが、男性は退職を選択せずに復職し、精神障害から回復せずに死亡した。
男性の母親は、男性の死亡は業務上の原因によるとして、2006年4月5日に川崎北労働基準監督署へ労災申請したが、本人の勤務実態と意思を尊重するとして認められなかった。審査請求は神奈川労働局労働者災害補償保険審査官が2008年7月10日に棄却し、再審査請求は労働保険審査会が2009年6月24日に棄却した。
母親は再審査請求棄却に前後して、国を被告として川崎北労働基準監督署による遺族補償給付及び葬祭料の不支給処分取り消しを求め、2009年2月18日に提訴した。東京地方裁判所は下記因果関係を指摘し、不支給処分取り消しを2012年3月25日に判決した。国側が控訴せず同判決は確定した。労働基準監督署による判断の裏付けが確認出来なかったことが推察される。
因果関係 | 有無 | 根拠 |
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業務と被災者の精神障害発症との 因果関係 |
不明 | -月当たり100時間以上に達する時間外労働とその連続。 徹夜作業や休日出勤。 -プロジェクトに増員無し(予想)。 |
精神障害発症と死亡との 因果関係 |
有り | 発症した(原因不明の)精神障害の影響下において、 次第に薬物依存傾向を示すようになり、主治医もこれを見逃し これが回復しないまま過量服薬に及んだもの |
脚注
[編集]- ^ “富士通ソーシアルサイエンスラボラトリが新たに関連会社2社を加える”. 株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ (2005年11月1日). 2018年3月8日閲覧。
- ^ ねとらぼ (2012年07月28日 16時53分). “【速報】ブラック企業大賞2012は東京電力 市民賞はワタミが圧倒的支持”. ITmedia Inc.. 2013年10月8日閲覧。
- ^ “障がい者雇用の促進に向けた子会社を設立”. 株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ (2017年7月12日). 2018年3月8日閲覧。