富士山カヌレ
表示
この記事は広告・宣伝活動のような記述内容になっています。 (2021年12月) |
販売会社 | atirom |
---|---|
種類 | 菓子 |
販売開始年 | 2016年 |
日本での製造 | atirom |
完成国 | 日本 |
関係する人物 |
大橋直誉(TIRPSE創業者) 高橋未来(atirom創業者) |
富士山カヌレ(ふじさんカヌレ)は、東京都港区のatiromが販売している菓子。フランスのボルドー地方伝統の菓子であるカヌレを、洋酒ではなく、酒粕を使って製造される。2016年に販売が開始された。
概要
[編集]黒木本店の別蔵「尾鈴山蒸留所」の芋焼酎「山ねこ」と、木屋正酒造(きやしょう)の日本酒「而今(じこん)」 の酒粕を生地などに練り込み丁寧に焼き上げ、ホワイトチョコレートをトップにかけたあとに独自の手法でねかせている。
最初は東京都白金台にあったフレンチレストランである「TIRPSE」(ティルプス)の一週間限定販売の商品として売り出され、最終日には200個も売れたと発案者の大橋直誉は記している[1]。2017年4月から、葛飾北斎の「富嶽三十六景」の版画をあしらったパッケージに入れる形でTIRPSEでの製造販売を再開した[1]。TIRPSEでの販売末期には、製造は1日20個で予約制となっていた[2]。
2018年にTIRPSEが香港へ移転するタイミングで、大橋直誉がプロデューサーをつとめる高橋未来パティシエの新プロジェクト「atirom」が販売・製造を担うことになった[3]。
開発の経緯
[編集]2010年、大橋直誉がカヌレ発祥の地であるフランスのボルドー地方の二つ星レストランで、ソムリエ修業をしていたころに、「フランスでしか買えない日本酒」のニュースに接して「日本でしか買えないカヌレがあってもいいのではないか?」[4]と考えたことがきっかけとなった[5]。2016年発売当初は、黒木本店の芋焼酎「球」と、松本酒造の酒粕が使われていた[2]。
脚注
[編集]- ^ a b 大橋直誉「富士山カヌレ パクリ」 - 大橋直誉note「TIRPSE(てぃるぷす)の備忘録」(2019年3月6日)2021年12月19日閲覧。
- ^ a b 予約必須!白金「Tirpse」の『富士山カヌレ』は手土産に喜ばれる美しさ♪ - macaroni(2018年2月3日)2021年12月19日閲覧。
- ^ 【富士山カヌレ】あの秒速完売カヌレが復活!今まで味わったことのない、酒粕とチョコレートの極上のマリアージュを。 - ufu.(2021年11月6日)2021年12月20日閲覧。
- ^ このフランス菓子が、「日本を代表するお菓子」になるかもしれない - TABI LABO(2017年10月20日)2021年12月20日閲覧。
- ^ 大橋直誉「富士山カヌレ」 - 大橋直誉note「TIRPSE(てぃるぷす)の備忘録」(2019年3月5日)2021年12月19日閲覧。