富ヶ谷 (ホームページ)
表示
この記事のほとんどまたは全てが唯一の出典にのみ基づいています。 (2021年9月) |
富ヶ谷 (TOMIGAYA)とは、当初有限会社エコシスが1993年に立ち上げた、日本で最初の個人ホームページの名前である[1][2]。
当時のオフィスの所在地である、渋谷区富ヶ谷にちなんだネーミングだった。
概要
[編集]1993年に、日本で最初の個人ホームページ「富ヶ谷」を株式会社デジタルガレージの前身である有限会社エコシスが立ち上げた。 (伊藤穰一が創業した有限会社エコシスは、1995年に株式会社デジタルガレージと統合される。)
米のプロバイダ「インターコム」が日本でのインターネット接続テストと必要機材の保管を伊藤穰一に相談し、自宅に専用回線が引かれたことがきっかけとなる[3]。
このホームページでは、伊藤穰一が日々の活動について綴った他、アートやメディア紹介、Eコマースページ、当時のWeb技術をまとめた「Ecco Toys」、お気に入りのサイト等のコンテンツを掲載して注目を集めた[4]。
メッセージは、「This is Tomigaya. You are a connection. We are one.」
脚注
[編集]- ^ “東京ベンチャータウン ▼1「渋谷に起業城下町/環境の富ヶ谷」”. 日経産業新聞. (1996年3月15日)
- ^ “Wayback Machine”. web.archive.org (1997年7月4日). 2021年9月21日閲覧。
- ^ “個人サイトが多めなインターネットの歴史年表 < 佐倉葉ウェブ文化研究室”. websitemap.sakura.ne.jp. 2021年9月21日閲覧。
- ^ 株式会社デジタルガレージ, 創業20周年記念プロジェクトチーム 編. ファーストペンギンの会社---デジタルガレージの20年とこれから