密陽世宗病院火災
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密陽世宗病院火災 | |
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場所 | 韓国・慶尚南道密陽市駕谷洞[1] |
座標 | |
日付 |
2018年1月26日[1] 午前7時30分頃(現地時間)[1] |
死亡者 | 51人[2] |
負傷者 | 141人[2] |
密陽世宗病院火災 | |
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各種表記 | |
ハングル: | 밀양 세종병원 화재 사고 |
漢字: | 密陽世宗病院火災事故 |
発音: | ミリャン セジョンビョンウォン ファジェ サゴ |
密陽世宗病院火災(ミリャン・セジョンびょういんかさい)は、2018年1月26日に大韓民国・慶尚南道密陽市駕谷洞の世宗病院で発生した火災である[3][1]。
本館1階から出火、約1時間40分後に鎮火した[4]。同日午後3時半の発表によると、約200人の入院患者のうち37人が死亡、131人が重軽傷を負った[5]。別館の93人は全員避難し無事であった[4]。2月2日に1人の患者が、翌2月3日には負傷していた80代の患者が死亡し死者が計41人になり[6]、2月7日には治療中だった患者が死亡し死者は47人となった[7]。
防火扉が設置されていなかったり、出火後も開放されたままであったりしたことから、有毒ガスが上階に広がり被害を拡大した[8]。犠牲者の多くは煙によって窒息死したとみられている[8]。入院患者の大半が高齢者や重症者である一方、法定基準を大きく下回る職員配置であった問題や、違法増築が繰り返され一向に改善されなかった問題も表面化した[8]。
本火災の前月には堤川スポーツセンター火災が発生し29人が死亡しており、2か月続けての大きな火災事故となった。また、この火災による死者数は韓国においては2003年に発生して192人が死亡した大邱地下鉄放火事件以来の多さであった。
脚注
[編集]- ^ a b c d キム・ミョンジン (2018年1月26日). “密陽の介護医療施設で火災、33人死亡”. 朝鮮日報日本語版 2018年1月26日閲覧。
- ^ a b 김선경 (2018年2月23日). “밀양 세종병원 '화재사' 42명…3명은 화재와 무관 결론”. 聯合ニュース 2018年5月22日閲覧。
- ^ “韓国南部の病院で火災 写真特集”. 時事ドットコム 2020年7月14日閲覧。
- ^ a b “「韓国南部の病院で火災、33人死亡…被害さらに拡大も」”. 中央日報日本語版. (2018年1月26日) 2018年1月26日閲覧。
- ^ 박정양, 강대한, 남경문 (2018年1月26日). “밀양 세종병원 화재 사망 37명…의사 등 직원 3명도(종합4보)”. 뉴스1 2018年1月26日閲覧。
- ^ 한재준 (2018年2月3日). “밀양 화재 사망자 41명으로 늘어…심부전·뇌출혈 질환 80대” (朝鮮語). News1 Korea 2018年2月3日閲覧。
- ^ 최병길 (2018年2月7日). “밀양 화재 후 치료 80대 또 숨져…사망자 47명으로밀” (朝鮮語). 聯合ニュース 2018年2月7日閲覧。
- ^ a b c “【社説】基本を守らず…密陽病院火災の被害が拡大”. 中央日報日本語版. (2018年1月30日) 2018年7月27日閲覧。