宴座
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宴座(えんのざ)とは、節会・大饗・釈奠の儀式後に開かれる宴席のこと。
概要
[編集]朝廷における儀式後の公式の宴席・勧杯の場として開かれるもので、公宴座という別名もある(『九条年中行事』釈奠条)。宴席といっても公的な儀式の一環として、様々な作法があった。通常、三献であるが、後には六献まで行われるケースもあった。三献(六献)が終わると、場所を移して私的な要素の強い穏座にて改めて宴席が開かれた。
参考文献
[編集]- 倉林正次「宴座」(『国史大辞典 2』(吉川弘文館、1980年) ISBN 978-4-642-00502-9)
- 関口力「宴座」(『平安時代史事典』(角川書店、1994年) ISBN 978-4-04-031700-7)