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宮本元

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

宮本 元(みやもと はじめ[1]1889年明治22年)1月25日[2] - 没年不詳)は、日本裁判官朝鮮総督府官僚

経歴

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東京府東京市本所区(現在の東京都墨田区)出身[2]。鈴木富次郎の長男として生まれ、宮本けんの跡を継いだ[3]1914年大正3年)、東京帝国大学法科大学独法科を卒業し、司法官試補となる[1]。横浜区裁判所・横浜地方裁判所判事、長崎地方裁判所判事、横浜地方裁判所判事を歴任し、1920年大正9年)に朝鮮総督府判事に転じた[1]。京城地方法院判事、京城覆審法院判事、朝鮮総督府法務局民事課長、京城地方法院部長、高等法院判事を歴任し、1929年昭和4年)に欧米各国を視察した[1]。帰国後、覆審法院検事、法務局法務課長、京城地方法院長、法務局長を歴任した[3]1943年(昭和18年)から京城覆審法院長を務めた[3]

脚注

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参考文献

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  • 『輓近大日本拓殖史』日本行政学会、1934年。 
  • 『朝鮮人事興信録』朝鮮人事興信録編纂部、1935年。 
  • 帝国秘密探偵社編『大衆人事録 第14版』帝国秘密探偵社、1943年。