宮川満
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宮川 満(みやかわ みつる、1917年10月14日[1] - 2003年12月31日[2])は、日本の歴史学者・家政学者・家庭科教育学者。
経歴
[編集]滋賀県出身[1]。1941年、広島文理科大学史学科国史学専攻に入学[3]し、1944年に卒業[2]。兵役ののち、1947年から京都大学大学院在籍。1950年滋賀県立短期大学助教授[2]、1953年大阪学芸大学助教授[2]、大阪教育大学(校名変更)教授、1983年定年退官[2]、名誉教授。1961年「太閤検地論」により広島大学から文学博士の学位を授与される[4]。1984年羽衣学園理事長、羽衣学園短期大学学長[5]。
著書
[編集]- 『太閤検地論 第2部 (太閤検地の基礎的研究)』御茶の水書房 1957
- 『太閤検地論 第1部 (日本封建制確立史)』御茶の水書房 1959
- 『太閤検地論 第3部 (基本史料とその解説)』御茶の水書房 1963
- 『家族の歴史的研究』日本図書センター 1983
- 『宮川満著作集』全8巻 第一書房
- 1 荘園村落・農民の動向 1998
- 2 摂河泉の荘園 1999
- 3 中世社会の諸問題 1999
- 4-6 太閤検地論 増補改訂 1999
- 7 近世村落の諸問題 1999
- 8 家・家族の歴史と婚姻習俗 2000
共著編
[編集]参考文献
[編集]- 岸本幸臣「宮川満先生を偲ぶ」『家政学原論研究』第38巻、日本家政学会家政学原論部会、2004年、50頁、NAID 110007388598。
- 署名無し「略歴」『生活文化研究 第26冊〔宮川満先生退官記念〕』、大阪教育大学家政学研究会、1983年、頁付け無し、NCID AN00126425。
- 宮下美智子「宮川満先生が遺されたもの」『生活文化研究』第44巻、大阪教育大学家政学研究会、2004年、1-2頁、NAID 120002738958。
注
[編集]- ^ a b 署名無し 1983
- ^ a b c d e 宮下美智子 2004
- ^ 『官報』第4314号、昭和16年5月28日、p.1019.NDLJP:2960812/20
- ^ “書誌事項(CiNii Dissertations)”. 国立情報学研究所. 2017年6月9日閲覧。
- ^ 『現代日本人名録』1987年