宮健三
表示
宮 健三(みや けんぞう、1940年(昭和15年)6月13日[1] - )は、日本の工学者。東京大学名誉教授。日本保全学会理事長[2]。専門分野は原子力工学、保全工学、核融合工学、電磁構造工学。工学博士。現在は原子力推進の立場から学会を中心に活動を行っている。
略歴
[編集]- 1964年 東京大学工学部卒業
- 1969年 東京大学工学系大学院原子力工学専攻博士課程修了、工学博士 論文の題は「低サイクル疲労破壊の発生と伝播に関する歪論的研究」[3]。
- 1983年 東京大学工学部(原子力工学研究施設)教授
- 2001年 東京大学定年退官、東京大学名誉教授
- 2003年 日本保全学会会長
- 2014年 日本保全学会理事長
この間、米国メリーランド大学、コーネル大学、テネシー大学客員教授、中国西安交通大学顧問教授、慶應義塾大学大学院特別研究教授、法政大学大学院客員教授を務める。クロアチア科学アカデミー会員、ポーランド応用電磁現象学会名誉会員。
研究〔業績〕
[編集]著書
[編集]単著
[編集]- 日本AEM学会電磁力応用シリーズ3『解析電磁気学と電磁構造』(養賢堂1995年11月)ISBN 4842595248[4]。
共編著
[編集]- (吉田義勝)日本AEM学会電磁力応用シリーズ5『超電導の数理と応用』(養賢堂1997年2月)ISBN 4842597011
- (近藤育朗・栗原研一)『核融合エネルギーのはなし』(日刊工業新聞社1996年12月)ISBN 4526039527
- (矢川元基)『原子炉構造工学』(東京大学出版会1976年)ASIN: B000J9X65S
- (監修)『英単語の木』(※著者:知求クラブ)(Jリサーチ出版2007年10月)ISBN 4901429566
学会活動、国際会議
[編集]以下の学会、国際会議、洋雑誌を創設した。
- Int.Journal of Applied Electromagnetics and Mechanics (IOS Press)(1989年)
- 日本AEM学会(1991年)
- 日本保全学会(2003年)
- E-Journal of Advanced Maintenance (E-JAM)(2009年)
- 国際先進メンテナンス技術センター(2011年)
- 原子力の安全と利用を促進する会(2013年)
- 電磁構造国際会議『ISEM』(1989年)
- 国際電磁非破壊ワークショップ『ENDE』(1995年)
- 核融合炉工学国際シンポジウム『ISFNT』(1997年)
脚注
[編集]
|
|
|