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実厳(じつごん、至徳3年(1386年)- 享徳4年(1455年)閏4月1日)は、室町時代の禅宗の僧侶。父は右大臣九条教嗣。長男は興福寺大乗院門跡次期後継者尋実。次男は東大寺別当珍覚。
九条教嗣の長男として至徳3年(1386年)に生まれるが、後に出家して禅僧となっている。加賀国小坂庄に住していた。妻は比丘尼でその間に尋実が生まれている[1]。
享徳4年(1455年)閏4月1日に死去[2]。
- ^ 酒井紀美『経覚』p33
- ^ 酒井紀美『経覚』p170