官浪辰夫
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官浪 辰夫(かんなみ たつお、1952年 - )は日本のデザインコンサルタント。大阪府出身。
人物・来歴
[編集]江戸時代の名跡、大坂屋久左衛門家の子孫。大坂屋は鉱山経営、両替、オランダ貿易を営んだ江戸時代の商家。創業者である初代久左衛門(1576 - 1668)から数えて14代目にあたる。
武蔵野美術大学造形学部産業デザイン学科(現在の空間演出デザイン学科)卒業[1]。
大学時代はオペラやバレエなどの舞台美術を学んだ。大学卒業後、株式会社官浪商品環境研究所(KDI)を設立し国際企業のデザイン戦略に携わる。
新事業、新ブランド開発に関わるブランディングも数多く手掛け[2]アメリカやヨーロッパのアーティスト、デザイナー、建築家との提携プロジェクトの実績も豊富に持つ[3]。
武蔵野美術大学大学院特別講師[4]。
アメリカの自然史やネイティブ・アメリカンの生活文化にも精通し旅情報をホームページで公開している。
社会活動
[編集]- 一般社団法人日本空間デザイン協会(DSA)会長(2011年~)名誉会長(2017年~)
- 日本空間デザイン賞(DSA)審査委員長(2011年~2016年)
- 空間デザイン機構(KU/KAN)理事長(2014年~)理事(2016年~)
- 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会ブランドアドバイザリーグループ[5]・メンバー(2016年~)
- 東京2020大会マスコット選考検討会議委員[6](2017年~)
- EXPO 2025(大阪・関西万博)ロゴマーク デザイン審査員[7](2019年~)
脚注・出典
[編集]- ^ 芸空の会|武蔵野美術大学空間演出デザイン学科同窓会
- ^ Profile|官浪辰夫|KDI
- ^ 官浪辰夫|JAPAN DESIGNERS
- ^ 教員紹介 | 武蔵野美術大学
- ^ ブランドアドバイザリーグループ - 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会
- ^ 東京2020大会マスコット - 東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会
- ^ 大阪・関西万博ロゴマーク公募 デザイン審査を行う審査員が決定