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宗道神社 (阿南市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
宗道神社
所在地 徳島県阿南市桑野町西谷126-2
主祭神 宗道大明神
社格 旧無格社
創建 1809年文化6年)
例祭 10月20日
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宗道神社(そうどうじんじゃ)は、徳島県阿南市椿町にある神社である[1]

歴史

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1809年文化6年)に創建[2][3]。旧椿村の須屋と高瀬と中間に祠を建立したのが始まりで、元々は宗道大明神と称した[3]

1784年天明3年)に起こった百姓一揆・椿騒動の首謀者で処刑された小作と久作を祀っている[3]

椿騒動

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椿騒動は旧椿村(現在の阿南市椿町)で1784年天明3年)に起こった百姓一揆[3]

阿波水軍森甚五兵衛の家来であった武田蔵次の年貢の取り立てを不服とし、横尾郷八幡神社で話し合い、一揆を起こした[3]

その結果、首謀者で百姓の小作と久作が鮎喰河原の仕置場(現在の徳島市鮎喰町)で死刑となり、その首が見せしめとして現在の宗道神社のある場所に1週間ほどさらされた[3]

祭神

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  • 宗道大明神

交通

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脚注

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  1. ^ 1981年,徳島県神社庁『徳島県神社誌』
  2. ^ 1970年『阿波の百姓一揆』
  3. ^ a b c d e f 角川日本地名大辞典 36 徳島県』(1986年 ISBN 4040013603