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宗三寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
宗三寺
所在地 神奈川県川崎市川崎区砂子1-4-3
山号 瑞龍山
宗派 曹洞宗
本尊 釈迦如来
創建年 鎌倉時代初期
開山 玄統
中興年 天正年間(1573年 - 1592年
中興 間宮信盛
札所等 准秩父三十四札所観音霊場20番札所
法人番号 1020005007368 ウィキデータを編集
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宗三寺(そうさんじ)は、神奈川県川崎市川崎区にある曹洞宗寺院

歴史

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鎌倉時代初期、玄統によって開山された。当初は建長寺本山とする臨済宗の寺院であった。後に当地は佐々木高綱の所領となったため、佐々木家菩提寺となったが、次第に寺運衰微してしまった[1]

その後、天正年間(1573年 - 1592年)に後北条氏家臣の間宮信盛によって中興された。間宮信盛は佐々木高綱の末裔ではないが、同じ佐々木一族だったことから中興したという。この中興時に曹洞宗に転宗した。後に間宮家江戸幕府幕臣に取り立てられており、彼らによって信盛の供養塔が立てられている[1]

境内には、川崎宿飯盛女の菩提を弔う供養塔が2基ある。古い方は大正初期に川崎貸座敷組合によって建てられたもので、新しい方は1988年昭和63年)に川崎今昔会が建てたものである[2]

交通アクセス

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脚注

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  1. ^ a b 神奈川県高等学校教科研究会社会科部会歴史分科会 編『神奈川県の歴史散歩 上(歴史散歩14) 川崎・横浜・北相模・三浦半島』山川出版社、2005年、10-13p
  2. ^ 宗三寺・遊女供養塔川崎市川崎区「かわさき区の宝物」

参考文献

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  • 神奈川県高等学校教科研究会社会科部会歴史分科会 編『神奈川県の歴史散歩 上(歴史散歩14) 川崎・横浜・北相模・三浦半島』山川出版社、2005年