安芸津広
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(安達津融から転送)
あきつ ひろし 安芸津 広 | |
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本名 | 津田 融(つだ とおる) |
別名義 |
安芸津 宏 安芸津 融(あきつ とおる) |
生年月日 | 1906年9月8日 |
没年月日 | 不詳年 |
出生地 | 日本 広島県安芸郡 |
ジャンル | 俳優 |
活動期間 | 1940年 - 1971年 |
活動内容 | 劇映画(時代劇・現代劇、特撮映画、トーキー)、テレビドラマ |
人物
[編集]東宝の専属俳優。
クレジットされる作品は少数だが、戦前からジャンルを問わず出演していた[7]。特撮映画では、村人風の役が多い[2]。
芸名は出身地の安芸郡に由来し、命名者は徳川夢声である[1][6]。
1971年以降、映画出演の記録がない。
同じ専属俳優の加藤茂雄、記平佳枝によると広島の被爆者だったという[6]。
出演作品
[編集]映画
[編集]- 続蛇姫様(1940年)
- 悲歌(1951年) - 書記・内田
- 生きる(1952年) - 虫疫受村所職員[注釈 1]
- 天晴れ一番手柄 青春銭形平次(1953年) - 幽霊の父
- 七人の侍(1954年) - 豪農の家の亭主
- ゴジラシリーズ
- 透明人間(1954年) - 街頭テレビを観る男、宝石店の店員、銀座の通行人、路面電車の車掌、警官[要出典][注釈 1]
- 獣人雪男(1955年) - 軽便鉄道の駅員[9]
- 浮雲(1955年) - 踊る信者
- 兄とその妹(1956年) - 林の同僚
- 裸足の青春(1956年) - 保健所の老医
- 空の大怪獣ラドン(1956年) - 記者[要出典][注釈 1]
- 「動物園物語」より 象(1957年) - 熟練工の老人
- 青い山脈 新子の巻・雪子の巻(1957年) - 小使
- 地球防衛軍(1957年) - 円盤を見上げる男[要出典][注釈 1]
- 続々大番 怒濤篇(1957年) - 汽車の乗客
- 変身人間シリーズ
- 大怪獣バラン(1958年) - 山伏[1]
- 裸の大将(1958年) - 駅の男、精神病院の患者、闇市の男、真岡市の男
- 狐と狸(1959年) - 百姓の中村
- 日本誕生(1959年) - 大和の民[10][注釈 1]
- 独立愚連隊西へ(1960年) - 八路軍兵士[注釈 1]
- お姐ちゃんはツイてるぜ(1960年) - 臓物屋のおやじ
- 秋立ちぬ(1960年)
- 大坂城物語(1961年)
- モスラ(1961年) - 調査隊隊員[11][注釈 2]
- 世界大戦争(1961年) - 記者[要出典][注釈 1]
- 妖星ゴラス(1962年) - 政府関係者、上を指差す男[要出典][注釈 1]
- 忠臣蔵 花の巻・雪の巻(1962年) - 小野寺十内
- 青島要塞爆撃命令(1963年) - 艦隊参謀[要出典][注釈 1]
- 江分利満氏の優雅な生活(1963年) - 神主
- 女の歴史(1963年)
- 海底軍艦(1963年) - 船の男(轟天建武隊)[要出典]
- クレージー映画
- 君も出世ができる(1964年) - お茶漬け屋の客、羽田空港到着出口の男 [注釈 1]
- 宇宙大怪獣ドゴラ(1964年) - オークラホテルの客[要出典][注釈 1]
- フランケンシュタイン対地底怪獣(1965年) - 見舞客[要出典][注釈 1]
- 国際秘密警察 鍵の鍵(1965年) - 国王の侍従
- 100発100中(1965年) - 羽田空港の男、ブルースワンプの客 [2役]
- お嫁においで(1966年) - 須山造船作業員[注釈 1]
- 奇巌城の冒険(1966年) - 敦煌の民、ペシルの民 [2役][注釈 1]
- 8.15シリーズ
テレビドラマ
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i 東宝特撮映画全史 1983, p. 527, 「怪獣・SF映画俳優名鑑」
- ^ a b c ゴジラ大百科 1993, p. 114, 構成・文 岩田雅幸「決定保存版 怪獣映画の名優名鑑」
- ^ a b c
- モスラ映画大全 2011, p. 15, 「脇役俳優辞典01」
- 初代ゴジラ研究読本 2014, p. 110, 「オール初代ゴジラ俳優大図鑑」
- ^ a b
- モスラ映画大全 2011, p. 15, 「脇役俳優辞典01」
- 初代ゴジラ研究読本 2014, p. 110, 「オール初代ゴジラ俳優大図鑑」
- ゴジラ365日 2016, p. 259, 「9月8日」
- ^ モスラ映画大全 2011, p. 15, 「脇役俳優辞典01」
- ^ a b c d 初代ゴジラ研究読本 2014, p. 110, 「オール初代ゴジラ俳優大図鑑」
- ^ a b c ゴジラ365日 2016, p. 259, 「9月8日」
- ^ 東宝特撮映画全史 1983, pp. 536–537, 「主要特撮作品配役リスト」
- ^ 東宝特撮映画大全集 2012, p. 17, 「『獣人雪男』作品解説/俳優名鑑」
- ^ “日本誕生”. 東宝 WEB SITE. 東宝. 2022年3月13日閲覧。
- ^ “モスラ”. 東宝 WEB SITE. 東宝. 2022年3月13日閲覧。
参考文献
[編集]- 『東宝特撮映画全史』監修 田中友幸、東宝出版事業室、1983年12月10日。ISBN 4-924609-00-5。
- 『ENCYCLOPEDIA OF GODZILLA ゴジラ大百科 [メカゴジラ編]』監修 田中友幸、責任編集 川北紘一、Gakken〈Gakken MOOK〉、1993年12月10日。
- 洋泉社MOOK 別冊映画秘宝(洋泉社)
- 『別冊映画秘宝 モスラ映画大全』洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2011年8月11日。ISBN 978-4-86248-761-2。
- 『別冊映画秘宝 初代ゴジラ研究読本』洋泉社〈洋泉社MOOK〉、2014年8月24日。ISBN 978-4-8003-0452-0。
- 『東宝特撮映画大全集』執筆:元山掌 松野本和弘 浅井和康 鈴木宣孝 加藤まさし、ヴィレッジブックス、2012年9月28日。ISBN 978-4-86491-013-2。
- 野村宏平、冬門稔弐『ゴジラ365日』洋泉社〈映画秘宝COLLECTION〉、2016年11月23日。ISBN 978-4-8003-1074-3。