安穏寺 (愛知県扶桑町)
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安穏寺 | |
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所在地 | 愛知県丹羽郡扶桑町高雄中郷122 |
山号 | 正眼山 |
宗派 | 曹洞宗[1] |
本尊 | 釈迦如来[1] |
創建年 | 1749年(寛延2年)[1] |
開山 | 僧悦宗[1] |
中興 | 僧眼[1] |
法人番号 | 2180005009281 |
安穏寺(あんのんじ)は、愛知県丹羽郡扶桑町高雄にある曹洞宗の寺院。
概要
[編集]1370年(応安3年)に僧悦宗が建立したもので、もとは知多郡篠島村にあって正蔵庵と称し正法寺末寺であった。1749年(寛延2年)当地に移し、1751年(寛延4年)安穏寺とした。1755年(宝暦5年)に、武蔵国川越の孝顕寺の末寺となった。中興開山は僧眼、開基は川越城主松平大和守であった。当寺は昔修行の道場で、歴代の住職が盛んに禅風を発揚したと伝えられる。
あじさい寺
[編集]安穏寺はアジサイ寺として地域で親しまれ、毎年5月中旬から6月ごろには約1,500株あるアジサイが境内を彩る[2][3]。
先代住職の安達秀賢が50年近く前、広い境内を花でいっぱいにしようと植え始めた。アジサイは挿し木で増やしやすいことに加え、「アジサイなら心が癒やされるだろうと思った」からだったという。ヤマアジサイやアナベル、ダンスパーティーなど様々な品種がある。他にも花しょうぶなど多様な花が育つ。あじさい祭も開かれる[4]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 扶桑町教育委員会、扶桑町史編集委員会『扶桑町史 下』扶桑町、1998年。