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安穂野香

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
あん ほのか

安 穂野香
生誕 重松 修治
(1960-07-21) 1960年7月21日(64歳)
愛知県津島市
別名 セーラー服おじさん
安ほのか(旧芸名)
職業 (中学校教諭→)
男性歌手お笑い芸人実業家
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安 穂野香(あん ほのか、1960年7月21日 – )は、日本男性歌手実業家。通称「セーラー服おじさん」。本名は重松修治(しげまつ しゅうじ)。愛知県津島市出身。愛知教育大学音楽専攻卒。

代表曲に「タンポポのマンボ[1]、「ナイスピース」、「サイア」、「もしか宇宙人に会えたら」などがある。

来歴

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  • 中学校の音楽教師を経て、「ビートルズを超えるため」という動機でミュージシャンになった。愛知県名古屋市セントラルパーク路上ライブを重ね、2004年人間大學レコードからCDデビューを果たした。
  • かつては「安ほのか」として活動していた。
  • 芸名の由来は、「あ」から「ん」まで(五十音の最初から最後まで)を「ほのか」な雰囲気で歌っていきたいというところから。
  • 愛妻(事実婚[2])である「安穂野美(あん ほのみ)」とユニットを組んでいた時期もあったが、その愛妻は2007年に肺がんにより死去した。
  • 2007年に『あらびき団』に出演した事で注目を集め、2008年にはYOSHIMOTO RandCからDVDも発売された。2009年に人間大學レコードからプライベートDVD「ほほえみ」を発売。また、アイドルチーム『安穂野香先生のなごやかアイドル教室』を結成し、WebTVやライブイベント、雑誌モデルなどメディア活動をしていた[3]。その後表立った活動は減っていき、2017年12月29日放送の『朝まであらびき団スペシャル』をもって番組を卒業した。
  • 30代半ばからカラオケ教室を開始。出身地の津島市や蟹江町カラオケボックスを教室にしてレッスンを行っている。カラオケ教室を始めた理由は、セーラー服おじさんで知名度は上がったものの、音楽で生計を立てることは困難だったため。なお、カラオケ教室以外にもピアノの個人レッスンや作曲指導も行っている[4]
  • 2014年4月に、地元である津島市の津島市立図書館に自身の出演しているCDとDVD、そして同市にある天王川公園で行われている天王祭をイメージして制作されたクラシック調の新曲『尾張津島天王祭』を寄贈した[2]
  • 2017年に引退を発表したが、2022年12月29日に放送された『「あらびき団」年末総決算!あら-1グランプリ2022』で、5年ぶりに電撃復帰を果たした[5]

逸話

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  • 基本コンセプトは「山とセーラー服と音楽の融合」で、歌って踊れるパフォーマンスで目立つことを重視していた。なお、本人は登山をもう一つのライフワークとしているという。
  • セーラー服で歌う理由は、31歳の時に山登りをしていたら「セーラー服で歌いなさい」と山からお告げがあったと、本人が語っている[6]
  • X JAPANのギタリスト、hide名古屋市民会館ライブ(1994年3月19日)に客席からラジカセを抱えて飛び入り参加した(ハプニング的な演出では有ったが、事前の打ち合わせは有った)。その様子はhideのライブビデオに収録されている。
  • ポピンズ金子恵実は彼の教え子である。
  • 中日新聞の記者が安を取材する際に、記者の複数の知り合いに伺ったところ、地元でも普段からセーラー服で移動する光景が目撃されているものの、好反応を示し、会話も弾んだと記している[4]
  • カラオケ教室を受講しているのは、老後の生きがいに歌を学ぶ高齢者ばかりだが、二人三脚で一緒に歌う練習スタイルが功を奏しており、「下手でも優しく受け止めてくれ、歌いやすい」と好評だという[4]

出演番組

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など

脚注

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  1. ^ この曲のショートバージョンが、CBCテレビの情報番組『興味のルツボ』のオープニングテーマとしても使用された。その際はつボイノリオ長沢彩によるデュエットになっていた。
  2. ^ a b セーラー服おじさん、CD寄贈 津島天王祭に自身作曲のピアノ曲(リンク切れ) - 2014年4月23日付中日新聞朝刊25面(県民欄)より(リンク先は同新聞女性向けサイト「オピ・リーナ(Opi-rina)」)
  3. ^ うわさの“セーラー服おじさん”安穂野香がアイドルを育成!?”. ORICON (2009年9月5日). 2022年6月9日閲覧。
  4. ^ a b c 2013年11月25日中日新聞夕刊2面「中部発 「セーラー服」安さん 一宮と蟹江で教室」より(同新聞の11月7日付朝刊尾張総版にも同様の記事が掲載)。
  5. ^ 『あらびき団』安穂野香が5年ぶり電撃復帰「世界に楽しい夢と未来を届けたい」”. ORICON NEWS (2022年12月23日). 2024年5月17日閲覧。
  6. ^ 講談社フライデーダイナマイト』2008年8月26日増刊号の『あらびき団芸人』特集記事より

外部リンク

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