安楽寺 (駒ヶ根市)
表示
安楽寺 | |
---|---|
安楽寺三門 | |
所在地 | 長野県駒ケ根市上穂栄9-5 |
位置 | 北緯35度44分08.5秒 東経137度55分54.5秒 / 北緯35.735694度 東経137.931806度座標: 北緯35度44分08.5秒 東経137度55分54.5秒 / 北緯35.735694度 東経137.931806度 |
山号 | 鶏頭山 |
宗派 | 浄土宗鎮西派 |
本尊 | 阿弥陀如来 |
創建年 | 天文2年(1533年)(天正元年(1573年)説もあり) |
開山 | 還夢上人 |
札所等 | 伊那諏訪八十八霊場62番 |
法人番号 | 8100005009044 |
安楽寺(あんらくじ)は長野県駒ヶ根市にある、浄土宗鎮西派の寺院。山号を鶏頭山と称する。天文2年(1533年)(天正元年(1573年)説もあり)に還夢上人が開山する。
歴史
[編集]天文2年(1533年)[2](天正元年(1573年)説もあり)に現在地より北側の、古田切地籍に還夢上人が開山する。正徳5年(1715年)洪水により寺は流失、享保元年(1716年)上穂に移転復興。[1]
文化6年(1809年)近接民家の火災により延焼、焼失する。焼失前は現三門より東に位置していた本堂を、民家に接するのを避けて、現在地に復興する。[1]文化8年(1811年)の本堂請負証文の一部が残存する。[2]
文政7年(1824年)本堂、庫裡再建完了。二度の災いにあい、宝物、記録の大半を失っているが、本尊の阿弥陀如来像は火災をくぐり抜けており、首、胸等の傷はその時についたものである。
現三門は天保11年(1840年)建立[2]とされ、三間一戸楼門で、屋根は入母屋造であり、随所に立川流に類似する彫刻が施されている。2階内部には大日如来像、16羅漢像がまつられている。
昭和59年(1984年)本堂、位牌堂改築。平成5年(1993年)客殿改築。
令和3年(2021年)住職飯田実雄上人、浄土宗七大本山の一つであり、同宗の京都四本山(他に知恩院、百万遍知恩寺、金戒光明寺)の一つである清浄華院(しょうじょうけいん)の第83世法主に就任、安楽寺住職は子息、飯田英心上人が第25世住職に就任した。
文化財
[編集]- 三門 - 平成23年(2012年)駒ケ根市の有形文化財に指定された。
- 本堂
- 観音堂
- 阿弥陀如来像 - 宝暦12年(1762年)作。
- 法然上人像 - 浅田伝兵衛仏師作 安永3年(1774年)本堂に安置。
画像
[編集]-
安楽寺三門
-
安楽寺本堂
-
安楽寺鐘楼
-
安楽寺参道
所在地
[編集]- 長野県駒ヶ根市上穂栄9-5
交通
[編集]脚注
[編集]参考文献
[編集]- 駒ケ根市誌 現代編下巻 駒ケ根市誌編纂委員会 昭和49年(1974年)発行
- 駒ヶ根市の文化財 駒ヶ根市文化財編集委員会 平成24年(2012年)発行