安森智司
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安森 智司(やすもり さとし)は、日本の警察官僚。九州管区警察局長や京都府警察本部長などを務めた。2019年(令和元年)現在、西松建設の顧問(コンプライアンス委員会委員長[1])
略歴・人物
[編集]1977年(昭和52年)大阪教育大学附属高校天王寺校舎卒業。1982年、京都大学法学部を卒業後「人を大事にする組織だ」と思い警察庁へ[2][3]。
警視庁刑事部捜査第二課長を経て2003年(平成15年)9月2日、神奈川県警察刑事部長[4]。2006年4月14日、警察庁に戻り暴力団対策課長[5]。
2007年5月10日、滋賀県警察本部長に就任[6]。2009年3月31日、警察庁官房付[7]。2010年8月10日、警察大学校の警察政策研究センター所長[8]。
2011年5月16日、京都府警察本部長に就任[9]。 2012年7月30日、内閣府大臣官房官房審議官併任死因究明等推進会議設置等準備室長[10]。内閣府大臣官房審議官死因究明等推進会議事務局長[11]。
2015年8月7日、九州管区警察局長に着任。特定危険指定暴力団工藤會摘発強化の指揮を執る[12]。2016年10月3日、辞職[13]。
2017年4月1日、準大手ゼネコン西松建設の顧問(コンプライアンス委員会委員長)に就任した[14]。
なお、附属天王寺の同級生に俳優の辰巳琢郎、同志社大学大学院生命医科学研究科教授の市川寛、関西大学先端科学技術推進機構教授の和田隆宏らがいる[15]。
脚注
[編集]- ^ 有価証券報告書 - 西松建設 - 西松建設2019年6月28日付
- ^ 月刊誌文藝春秋2012年(平成24年)5月号「同級生交歓」
- ^ 医薬経済2013年10月1日付1453号
- ^ 産経新聞2003年8月28日朝刊 警視庁人事
- ^ 産経新聞2006年4月6日朝刊 警察庁人事
- ^ 産経新聞2007年4月28日朝刊 警察庁人事
- ^ 産経新聞2009年3月20日朝刊 警察庁人事
- ^ 産経新聞2010年8月4日朝刊 警察庁人事
- ^ 産経新聞2011年4月29日朝刊 警察庁人事
- ^ 産経新聞2012年7月30日朝刊 内閣府人事
- ^ 平成25年度 都道府県医師会 検案担当理事連絡協議会/検案担当医の連絡調整のための全国的な組織づくりを目指して第1252号(平成25年11月5日)
- ^ 工藤会壊滅へ摘発強化を 九州管区警察局新局長日本経済新聞2015年8月2日
- ^ 警察庁人事(10月3日付):朝日新聞デジタル朝日新聞2016年9月27日
- ^ 内閣官房 国家公務員法第106条の25第2項等の規定に基づく国家公務員の再就職状況の公表について 平成30年9月21日付
- ^ 文藝春秋2012年5月号「同級生交歓」
関連項目
[編集]- 大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎
- 辰巳琢郎 - 俳優。附属天王寺の同級生
- 京都大学大学院法学研究科・法学部
- 滋賀県警察
- 京都府警察
- 九州管区警察局
- 西松建設