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安島 徳次郎(あじま とくじろう、慶應元年(1865年) - 没年不詳)は明治時代の政治家。家系は安島氏。茨城県久慈郡世矢村長。
久慈郡世矢村大字世矢の生まれ。明治14年(1881年)世谷村助役となり、同18年(1885年)村長に選ばれる。日清戦争では出征軍人慰安家族後援会を興しその活動に奔走し、明治44年(1911年)、学務委員。大正2年(1913年)世矢村議会議員となる。性格は温厚円満にして永年公共のために尽くし、功を誇らず、地方人の尊敬を集めるという[1]。