安尾笑
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個人情報 | |||||||||||||||
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生誕 | 1993年6月10日(31歳) 日本 熊本県益城町 | ||||||||||||||
スポーツ | |||||||||||||||
競技 | 車いすバスケットボール | ||||||||||||||
障害クラス | 2.0 | ||||||||||||||
チーム | 九州ドルフィン | ||||||||||||||
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安尾 笑(やすお えみ、1993年6月10日 - )は、日本の女子車いすバスケットボール選手。ポジションはフォワード[1]。女子車いすバスケットボールチーム「九州ドルフィン」所属[1]。車いすバスケットボール女子日本代表選手。
来歴
[編集]熊本県上益城郡益城町出身[2][3]。両足に先天性の麻痺があるため子供の時から松葉杖を使用しており、スポーツに興味はなかった[4][5]。九州学院高生だった17歳の時、ショッピングセンターで買い物中に偶然出会った平井美喜から車いすバスケットボールの勧誘を受けたが、当時は車いすに抵抗があり断った[3]。
高校卒業後、熊本県庁に就職した後、新しいことを始めたいと思うようになり、車いすバスケットボールに勧誘されたことを思い出し、平井が所属していた「九州ドルフィン」に入団。車いすバスケットボール女子日本代表選手の平井とともに練習するうち、自身も日本代表入りを意識するようになる[6]。2015年、IWBF女子U25車いすバスケットボール世界選手権に出場。2016年、熊本地震が発生し自身や親族も被災[3]。県職員として復興に奔走しつつも日本代表入りへの思いは強く、2017年3月、徳永祐政の指導を仰ぐため県を退職して大分県に転居[3][5]。2018年、インドネシアのジャカルタで開催されたアジアパラ競技大会で日本代表(A代表)に初選出[7]。2021年、東京パラリンピックに出場した。
ディフェンスが得意[1]
日本代表歴
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c 【日本代表選手名鑑】車いすバスケットボール女子|東京2020パラリンピックパラサポWEB2021年8月19日
- ^ 安尾 笑選手車いすバスケットボール守備力に定評のある“スマイル”ディフェンダーパラサポWEB 2021年9月10日閲覧
- ^ a b c d 全力プレー、成長を証明 車いすバスケ・安尾(益城町出身) 東京パラ熊本日日新聞2021年9月1日
- ^ 偶然の出会いから東京パラへ 九州の車いすバスケ女子“師弟”初共演西日本新聞2021年7月20日
- ^ a b 【車いすバスケリレーインタビュー 女子Vol.24】安尾笑「“頑張る心はつぶれない”を胸に東京パラリンピックへ」バスケットボールキング2021年5月4日
- ^ <「いつか⾃分も」が今、現実に>2021年9月10日閲覧
- ^ 安尾笑NHK東京オリンピック・パラリンピック2021年9月10日閲覧