安堅
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安堅 | |
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各種表記 | |
ハングル: | 안견 |
漢字: | 安 堅 |
発音: | アン・ギョン |
ローマ字: | Ahn Gyeon |
安 堅(アン ギョン、あん けん、朝: 안견)は、朝鮮王朝時代初期の山水画家。
忠清南道池谷の人(池谷安氏)[1]。字は可度、得守。号は玄洞子、朱耕。生没年不詳であるが、およそ世宗年間に活躍し、15世紀の後半に没したと考えられている。
その山水は北宋の郭煕の画風を継承したものである。安平大君(1418年 - 1453年)が夢にみた桃源郷を美しい淡墨で描いた「夢遊桃源図」(1447年、天理大学附属天理図書館、重要文化財)がその代表作で、3日で完成したと言われる。安平大君など21人の跋がつく。
のち、梁彭孫など、16世紀中期頃まで多くの安堅派の山水画家を生んだ。
脚注
[編集]- ^ “안견(安堅)”. 韓国民族文化大百科事典. 2023年1月12日閲覧。