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安井誠

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

安井 誠(やすい まこと、1926年5月19日 - 1997年3月11日)は、北海道札幌市出身[1]大蔵官僚実業家

人物

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1948年大蔵省に入り、税務畑を歩く。関東信越国税局直税部長の際、飯塚毅への逆恨みから、飯塚事件のきっかけを作ったと言われる。証券局企業財務課長時代の1965年、山陽特殊製鋼粉飾決算が発覚したことから、上場企業約700社の調査に乗り出し、内40社の粉飾決算を明らかにした。このことが契機となり、1974年に商法特例法が制定された。1977年証券局長で退官。1979年に次期社長含みで安田火災海上保険の副社長に迎えられるが、ワンマンとして知られた後藤康男社長とソリが合わず、翌年退任。その後は東邦生命保険会長を務めた。

経歴

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脚注

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  1. ^ 産経新聞、1982年10月28日
  2. ^ a b c 『大蔵省人名録:明治・大正・昭和』大蔵財務協会、1973年1月発行、180頁

参考文献

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  • 大蔵省証券局、栗林良光著、講談社、1988年5月
  • 現代日本朝日人物事典、朝日新聞社、1990年12月