守田有秋
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守田 有秋(もりた ゆうしゅう、1882年3月5日 - 1954年1月28日)は、日本の翻訳家、著述家、編集者。
略歴
[編集]1900年山川均と創刊した雑誌『青年の福音』で皇太子の結婚を論じ、不敬罪で3年間入獄。のち東京二六新聞記者となる[1]。
1927年7月、書籍『世界各国著名文書集』(解放社)が発売禁止処分を受ける[2]。
著書
[編集]- 『通俗日露戦争史』(商工之日本社) 1907
- 『自然と人』(博盛堂) 1910
- 『兄と妹』(日吉堂) 1912
- 『一語千金 金言一万集』(編、日吉堂本店) 1915
- 『木の葉のさゝやき』(日吉堂) 1915
- 『瑞西より』(日吉堂本店) 1918
- 『破滅より新生へ』(守田文治名義、小西書店) 1924
- 『石に打たるゝ女』(一人社) 1925
- 『自由恋愛と社会主義』(文化学会出版部) 1925、のち日本図書センター 2002
- 『自由恋愛秘話』(平凡社) 1930
- 『変態性慾秘話』(平凡社) 1930
- 『燃ゆる伯林』(平凡社) 1930
- 『同性愛の研究』(人生創造社) 1931
- 『戦争随筆』(人文書院) 1938
共著
[編集]翻訳
[編集]- 『アントニイとクレオパトラ』(セーキスピーア、日吉堂、名著叢書) 1914
- 『一千一夜物語 アラビヤンナイト』(日吉堂本店、名著文庫) 1914
- 『オセロー』(セーキスピーア、大川屋書店 名著叢書) 1914
- 『星の世界に』(レオニイド・アンドレエエフ、日吉堂本店、名著叢書) 1914
- 『マグダ 一名・故郷』(ヘルマン・ズーデルマン、日吉堂、名著叢書) 1914
- 『ヱレクトラ姫 女ハムレツト』(ホフマンスタール、集栄館、泰西傑作叢書) 1923
- 『独逸抒情詩集』(訳、紅玉堂書店) 1926
- 『北極と赤道 探検物語』(スエン・ヘデイン、平凡社) 1926
- 『ユートピア全集』(編、解放社) 1927
- 『世界各國著名文書集』(守田文治名義、解放社) 1927
- 『世界革命婦人列伝』(編、解放社) 1929