守安功 (リコーダー奏者)
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守安 功(もりやす いさお、1961年12月15日 - )は、日本のリコーダー奏者、アイルランド研究家。
概要
[編集]和歌山県出身[1]。桐朋学園大学音楽学部古楽器科卒、同研究科修了。在学中、第10回全日本リコーダーコンクール独奏部門において、最優秀賞および朝日放送賞受賞。また、江戸里神楽4代目家元若山胤雄に日本の笛と太鼓を師事し、国の重要無形民俗文化財「江戸の里神楽」若山社中囃子方として活躍する。1987年渡欧し、各地で日本の伝統音楽および現代音楽についてのレクチャーや、リコーダー・リサイタルをおこなう。現在は、アイルランド音楽の演奏と研究に専念。妻の守安雅子はアイリッシュ・ハープの演奏家で、アイルランドでは「Paddy & Bridget (パディー・アンド・ブリジット)」を名のる[2]。
著書
[編集]- 『アイルランド人・酒・音 愛蘭土音楽紀行』文・写真 東京書籍 1997
- 『アイルランド大地からのメッセージ 愛蘭土音楽紀行』文・写真 東京書籍 1998
共著
[編集]翻訳
[編集]- キアラン・カーソン『アイルランド音楽への招待』音楽之友社 1998
- メアリー・M.ロジャース『目で見る世界の国々 アイルランド』国土社 1999
- ダイアナ・ブリアー『アイルランド音楽入門 音楽・ダンス・楽器・ひと』音楽之友社 2001