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宇都野神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
宇都野神社
所在地 兵庫県新温泉町浜坂2456-4
位置 北緯35度36分58.23秒 東経134度26分53.65秒 / 北緯35.6161750度 東経134.4482361度 / 35.6161750; 134.4482361 (宇都野神社)座標: 北緯35度36分58.23秒 東経134度26分53.65秒 / 北緯35.6161750度 東経134.4482361度 / 35.6161750; 134.4482361 (宇都野神社)
主祭神 川下大明神、宇都野大明神
創建 不明
別名 牛頭天王宮(江戸時代)
例祭 10月8日
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宇都野神社(うつのじんじゃ)は、兵庫県美方郡新温泉町浜坂にある神社[1]

社名

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諸説あり、宮の周囲が原野で囲まれていたところ「渦野」と言い伝えられ、やがて「宇都野」になったとする説、社地名が宇都野森だから、地名にちなんで宇都野神社に改めたとされる説などがある。[2]

歴史

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創立年月は不明だが、1414年応永21年)に社殿を再建したと伝わる。江戸時代に京都八坂神社から疫病除けの神様として午頭天王を勧請し1662年寛文2年)に午頭天王宮を併合、再興したとされる。1873年明治6年)宇都野神社と改称された。

伝統芸能

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  • 麒麟獅子舞は1972年(昭和47年)県指定の無形民俗文化財に指定された。麒麟獅子舞は県内では浜坂を中心に保存され、二頭舞は宇都野神社と諸寄為世永神社の二か所のみである。[3]

川下祭

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江戸時代の中頃に始まったと言われる。但馬三大祭の一つで7月中旬に3日間、宇都野神社で開催される。宇都野神社の氏子による麒麟獅子舞などが行われている。祭は三日間で、祝日改正法の関係で2002年(平成15年)より海の日の前日、前々日に開催されている。初日に宵祭、2日目に本祭り、3日目に還御祭を行う。[4]

鮑の水

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  • 四道将軍彦坐命が、丹波、但馬来て賊を平定し、海路出雲国に向かわれる時、宇都野真若命は、命を迎え、将軍の船を修理、あるいは新造した際、船に穴が空いて海水が入ってきたのを、大鮑が塞いでくれたというので、鮑宮と称して宇都野神社に祀った鮑宮から湧き出る水を持っていくと、船が航海する時、風波の難を免れるとされる[5]

脚注

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  1. ^ 宇都野神社 旅行 観光 旅 国内13万件の全国観光情報検索サイト 全国観るなび 全国”. 全国観光情報サイト 全国観るなび(日本観光振興協会). 2022年5月22日閲覧。
  2. ^ 『浜坂町史』浜坂町長、1967年、56頁。 
  3. ^ 徳山喜重『但馬の民族芸能』但馬文化協会、18頁。 
  4. ^ 『保存会のあゆみ』宇都野神社麒麟獅子舞保存会、2018年、13頁。 
  5. ^ 『浜坂町史』浜坂町長、57頁。 

外部リンク

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