孤独のニューヨーク
「孤独のニューヨーク」 | ||||||||
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ニルソン の シングル | ||||||||
初出アルバム『ハリー・ニルソンの肖像(Harry)』 | ||||||||
B面 | メイビー | |||||||
リリース | ||||||||
規格 | 7インチ・シングル | |||||||
ジャンル | ソフトロック | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル | RCAビクター | |||||||
作詞・作曲 | ハリー・ニルソン | |||||||
プロデュース | ア・ニルソン・ハウス・プロダクション[1] | |||||||
チャート最高順位 | ||||||||
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ニルソン シングル 年表 | ||||||||
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「孤独のニューヨーク」(原題: I Guess the Lord Must Be in New York City)は、ニルソンが1969年に発表した楽曲。
概要
[編集]映画『真夜中のカーボーイ』(1969年5月公開)にふさわしい曲としてニルソンは本作品を書いた。主人公のジョー・バック(ジョン・ヴォイト)を彷彿とさせる語り手は気持ちの高まりを訴える。「ねえ神様/僕はここにいる/こっそり裏口を叩いたわけだけどさ/ずっと行きたくて仕方がなかった場所に行けるんだ/こんな素敵なことってほかにあるものか/ニューヨークで初めて僕は自由な空気を吸い込むことになる」
しかし監督のジョン・シュレシンジャーはフレッド・ニールのカバーである「うわさの男」を主題歌に選んだ。結果として「うわさの男」はシングルとして再発売され、大ヒットとなった。
1969年8月発売のアルバム『ハリー・ニルソンの肖像(Harry)』に収録。同年9月にシングルカットされた。編曲はジョージ・ティプトンが務めた[1]。
同年11月29日から12月6日にかけてビルボード・Hot 100で2週連続34位を記録した[2][3]。ビルボードのイージーリスニングチャートでは7位を記録。カナダ RPMでは25位、ニュージーランドでは23位を記録した。
ソファア・ローレン主演の1971年の映画『Lady Liberty』、1998年の映画『ユー・ガット・メール』の挿入歌として使用された。なお後者のサウンドトラックアルバムにはニルソンのオリジナル・バージョンではなく、シネイド・オコナーのカバー・バージョンが収録された。
1995年5月に発売されたハリー・ニルソンのトリビュート・アルバム『For the Love of Harry: Everybody Sings Nilsson』においては、リチャード・バロンがカバーしている。